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【読書記録】勝間和代『勝間式超コントロール思考』【自分の人生のハンドルを握る】
自分の人生なのに、なんだか自分でコントロールができていない。
環境に影響されたり、他者にコントロールされている気さえする。
私もそんな人間の一人です。
そもそも「コントロールする」とは、
受け身的に生きるのではなく、自分が主役となって主体的に生き、そして、環境や周りに働きかける
ということで、本作では「仕事」「お金」「健康」「人間関係」「家事」「娯楽」に分け、具体的な方法が述べられています。
本作を読んで私が感じたことは、「選択肢」は多い方が良い、ということです。
選択肢が複数あることは、精神的な余裕を生み、それが自分の人生を自分でコントロールすることにつながるのです。
選択肢を増やすには、知識を増やし、人脈を増やすこと。
そしてそれにより、お金を増やし、自分の時間を増やすこと。
その流れを作ることにより、選択肢が増えていくのだと思います。
「何となく」生きていると時はあっという間に過ぎていきます。
自身を変化させるには、「変える」と決意することも重要と感じました。
何かチャレンジをしたとき、それがうまくいかないと多くの人は自己肯定感が低くなってがっかりしてしまいがちですが「新しいチャレンジができた自分」を肯定してあげればいいだけです。
こうしたチャレンジもせずに、コントロールしたいと「願う」もしくは「思う」だけでは、当然ながら何も変わらないのです。
(中略)
・分かりにくい
・面倒くさい
・やりたくない
・気が重い
日常の中で何かしらの問題にぶつかったとき、わたしたちはこうしたネガティブな感情を持つことが多くありますが、それで終わらせないことが大切です。
そのネガティブな感情は、コントロール思考を動かすスイッチです。
「なぜそのようなことが生じたのか」、それについて「自分が働き掛け、コントロールができないか」という思考をスタートさせるのです。