この本を読んでいると、何度も何度も、「で、ほんとはどうしたいの?」と自身に問われます。
自分の「内側」ではなく、「外側」基準での目標とか夢とか、それが本当の自分の気持ちだと勘違いしていること、多いと思います。
私は子どもの頃から「将来の夢」というものが無く、何がしたいか分からず、大学受験をし、就活をし、内定を貰えた企業で働き…。
と、何となく周りと同じルートを辿ることが人生の正解だと思い、何も考えずに生きてきた気がします。
この本を読んで、「私は何がしたくて、ここまで生きてきたのだろう?」と考えてみました。
やりたいことが分からず、転職を繰り返している。
安定したいと思っているわりに、色んな業界を体験している。
そんな私は「人生一度きりだから、色んな世界を覗いてみたい」と心底思っているのだと気づきました。
だから、転職を繰り返すし、業界だって定まらない。
だって、色んな世界を見たいから。
ちゃんと自分の思った通りになっているのだと感じました。
以下、心に残った部分を引用します。