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【読書記録】荒木俊哉『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』【モヤモヤ→💡】

考えていることはたくさんあるはずなのに、なんでうまく言葉に変換できないんだろう。
何も考えてないわけじゃない。色々考えてる。
でも上手く言葉にできない…。

言語化トレーニング方法
①A4コピー用紙を準備する。
②一番上に「問い」を大きく書いて四角で囲む。
③メモを2分割して「思考」と「理由」に分ける。
④書く。とにかく書く。たくさん書く。

ざっくり要約。


この本で書かれていることはとにかく「書く」こと。それに集約される。
誰でも頭で考えていることはあるはずである。それが上手く言語化できないのは、単純に言語化というトレーニング不足なのである。運動不足と一緒だ。
何にしても練習をしないことには上手くならない。何らかの競技にしろ、楽器の演奏にしろ、ゲームにしろ、なんでもそう。
頭の中の「モヤモヤ」とした何かがあって、それを他者にいざ伝えようとしたところで、自分でもよく分かっていない状態で伝えられるはずがない。
自分が何を考えているのか、どう思っているのか、それを自分で理解するためにも、「書く」というアウトプットが必要となるのである。
なお、この「書く」コツを本書ではたくさんの例を交えながら記載してくれている。とにかく「書け!」と言われたところでなかなかどうしたらいいか分からない。
「書く」コツや、さらに発展したトレーニングも載っており、参考になる視点であった。とりあえず今日からトレーニングを開始したので、三日坊主にならないようにしたい。


 たしかに、あなたが好きな趣味をしていて楽しいときや、彼氏・彼女に振られて悲しいときほどの大きな感情の揺れが起こっているわけではありません。しかし、こういった日常の中でも、人は「何も感じていない」のではなく、「感じていることはあるのに、その解像度が低すぎて自分でも気がついていない」だけなのです。
 事実として、ほとんどの人が、自分が普段の生活の中で感じた無意識の気づき、違和感、疑問を、いちいち言語化しません。そんなことをやっていたら、面倒臭いし、疲れるし、大変だからです。
 では、「言語化ができる人」と「言語化ができない人」の差はどこで生まれるのか?まずは、「日々の何気ない日常の中でも、自分は必ず何かを感じている」という事実に、気がつけるかどうかです。「気がつく」だけで、言語化できるようになるかの50%は決まるといっても過言はないでしょう。

荒木俊哉『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』

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