a noisy room diary❆*(2)
②『フランスはアメリカだろうから3Fの方にあるんだよ 』
と、いうことで私の具合も酷く悪かった為、入院が決定した。
ナースは「大丈夫、南病棟は少し長く入院している重めの患者さんが多いけど、少しだけ賑やかなだけでゆっくり休めますよ。心の治療に専念してください」と少し不安をあおる優しい言葉をかけてくれた。
すぐに私はpcr検査を終えて(勿論、陰性)、
慌てて家族が私の入院の為の荷物を運び入れ、
私は精神科南病棟217号室のベットの上へと倒れこんだ。
°*✵*
マイ宇宙から違う宇宙へと辿り着いた私。
私の事など誰も気にかけないし誰も噂しない誰も悪口をいわない。どこからも幻聴など聴こえない、それはそれは静かな最果ての宇宙だぜ、此処は、冥王星より最果ての果てね、きっとね…。
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❅*°
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とまあ…精神的に(かなり)やられていたものの、
少し休んで少し寝て(睡眠障害にもなり睡眠薬服用中)、少し治療したらばまたマイ宇宙へと帰ったらいいじゃないか、帰れるじゃないかと私は単純に考えていた。←単純だから。宇宙船すぐに復活するから。
実をいうと私は初めての精神科病棟入院だ。
本当はもう少し軽め病棟への入院予定だった。ところが、どっこいしょ…。長期入院を続けている重い患者達のいる病棟への入院となってしまったのだ(コロナだもんな…)。
いつだって、いつもいつも自分の考えていたように物事は100%簡単には進みません。それが、まあ、人生なのだ。C'est La Vie〜*✳
つづく