a noisy room diary❆*(1)
① 『フランスはアメリカだろうから3Fの方にあるんだよ 』
社会(税金たかっ!)からも仕事からも家族からも逃げたくなることってあるよね?←私だけそう思うのは?みんなとはいわないけどあるでしょ?あるよね?
本当にかなり疲れたから、本当に辛くて辛くて…、
でも辛いのは誰もが抱えているのだよ。わかるよ。わかっているよ。負けるな、私。でもほんの少し2〜3日だけでいいの、ぼんやり1人で何も考えずに倒れていたいの。→甘ったれるのいい加減にして社会不適合者と言われても…、い。
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生きることからも死ぬことからも逃れ逃れて、
辿り着けるところとはいったいどこでしょうかね?
ひとりぼっち降りしきる雨の中、小さな舟に乗り私は漂流しながらぼろぼろ…泣きながら消えてしまいたい。どこかへ辿り着きたい…。
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「まあ…現在コロナ患者が出てしまってね、入院するはずの病棟へ入院できなくなってしまったんだよ。
少し重病人がいる精神科南病棟なら空いている部屋があるんだけど、いい?そこで?」。
泣き続けていた私は少しの間、考えた。どうにもならない、凍結状態の頭で考えて考えてついに答えを出した。
「任意入院ですよね?」
「そうですね。任意入院ですよ。3ヶ月くらいかなあ…。大丈夫ですか?入院しましょうね」と精神科医からのおお雑把な優しいお言葉。
「…1ヶ月くらいの入院で十分です」と私。
診察室から出て来た私は待合室のソファの上へと上半身だけバタリと倒れ込んでしまった。そして暫くの間、そのまま動くことは出来ずにいた。きっとまわりにいた外来患者やその付き添い、事務の受付の人間達はいったいどのような気持ちで私を眺めていたのだろうか?(ヤバいよ…ヤバいよ…と思っていたのだろうな)。
…とにかく頼みます、ドクタードクター、私を救ってくれ。
つづく