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自分なりに向き合う

母親の影響で小さい頃からアイドルオタクでした。

大人になるまでずっと何の迷いもなく好きでした。
子供の頃は熱愛が出るとショックで素直に泣いてしまったり、毎月雑誌を買って切り抜いたり、眠い目を擦りながら彼らが出ている深夜のラジオ番組を聞いたりして楽しんでました。

幼少期は身体的なことや大人しい性格で男の子にいじめられたり、兄弟に揶揄われたりして男性が怖くて苦手でした。

アイドルの彼らは紳士で優しくてカッコいい姿を魅せてくれて、「君は素敵だよ」のような歌詞に元気を貰いました。彼らがいたから辛かった子供時代も乗り越えられたなと感じます。

大人になった今は性被害について私なりに考えるようになりました。

アイドルから元気を貰えた事実も、性被害で辛い経験をされた人がいるのも、それぞれ変わらない事実で考えると胸が苦しくなります。

またSNSやインターネット上では、相手の心を抉る余りにも鋭利で暴力的な言葉が文字として起こされていて、すごく悲しくて辛いです。

自分のメンタルを保つためにも、今は程良い距離感を保つようにしています。

私の場合、人生の殆どを1つのコンテンツに費やしてしまうと、彼らに変化が起きたとき感情を揺さぶられ過ぎてしまいます。

あくまで主体は私の人生で、そこに彩りをくれる一部が推し。私が一番応援すべきは私自身の人生だと捉えられるようになりたいです。

そして、性被害についても立場の弱い人が強い者によって傷つけられることが許されない社会になって欲しいと心から思います。

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