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嫌なことがあったら網走番外地を見よう

平日の人付合いに疲れ、休日は自宅に引きこもり、ひたすら映画、ドラマ、アニメを見ていた時期があった。

映画館で映画を見るより自宅で1人スエット姿のままゴロゴロしながらDVD を眺める。

最新作よりも、ひと昔前の作品を見ることが多かった。
特に高倉健さん出演の作品に何度勇気付けられたことか。

そこで勝手に高倉健さん出演作品のうち個人的にオススメする作品(公開順)を紹介する。太字は特に見てほしい作品だ。

①網走番外地シリーズ
②昭和残侠伝 死んでもらいます
③緋牡丹博徒 花札勝負

④君よ憤怒の河を渉れ
⑤八甲田山
⑥幸福の黄色いハンカチ
⑦冬の華
⑧動乱

⑨遥かなる山の呼び声
⑩駅 STATION
⑪海峡
⑫南極物語
⑬居酒屋兆治
⑭夜叉

⑮ブラック・レイン
⑯あ・うん

⑰四十七人の刺客
⑱鉄道員(ぽっぽや)
⑲ホタル
⑳単騎、千里を走る。
㉑あなたへ

一つ一つの作品ごとにコメントを付けたいのだがそれは後日、映画感想として紹介しよう。

以前、友人と北海道を旅行した際に鉄道員のロケ地になった幾寅駅を訪ねた。映画のセットがそのままで駅舎の他に食堂や看板も残されていてしばし映画の世界に迷い込んだような錯覚を覚えた。
「鉄道員」では安藤政信が志村けんの息子という設定に思わずクスリとさせられたが。

「人が心に思うことは誰も止めることはできない・・・」

この街には 不似合いな
時代おくれの この酒場に
今夜もやってくるのは
ちょっと疲れた男達
風の寒さを しのばせた
背広姿の 男達
酔いがまわれば それぞれに
歌の一つもとびだして
歌を歌えば 血がさわぐ
せつなさに酔いどれて
気がつけば 窓のすき間に
朝の気配が しのび込む
どこかに何か ありそうな
そんな気がして
俺はこんなところにいつまでも
いるんじゃないと
この町には 住みあきて
俺の女も どこかへ行った
あいつ今頃どこでどうして
どんな男といるんだろ
夢の苦さを 知りもせず
夢をさがしているんだろ

高倉健「時代おくれの酒場」

今日も皆様にとってよい一日でありますように。
ひたむきな健さんの背中を追って。

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竹内康司
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