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物語を紡ぐ。

昨日(2023/12/21)の記事の最後に書いた「人生という唯一無二の物語を創造する」という一文に多くの方から共感を頂いた。

アーティストのように絵画を描いたり、作詞作曲したりすることだけが創造ではないのだ。

僕は自分のやることなすこと、全てが作品だと思っている。

たとえそれがトイレ掃除や打合せの議事録作成であろうと、誰かのために提出する仕事は、どうすれば相手に喜んでもらえるかをイメージしながら取り掛かることで単なる作業にはならない。

別に人から良い評価をもらうためにそのような動機付けでやるのではない。

純粋に自分の仕事の成果物を受け取る人が笑顔になるには、どんな工夫や配慮が必要なのか自分なりに想像しながら、ちょっとしたことを付け加えるだけでよいのだ。

時におせっかいで失敗することもあるかもしれない。

それでも相手のことを考えながら仕事をするのはとてもクリエイティブなことだと僕は考える。

だから家で家族のために料理をすること、掃除・洗濯をすること、育児をすること、学習すること、レポートを提出することなどなど、すべてのことは創造なのだ。

このような自分の考え方に激しく共鳴したのは昨日、「ながおか商売人が語る、一夜限りの人生トークイベント」に参加したからだ。

トークイベントの中でSUZU GROUPの代表を務める鈴木将さんの言葉が印象に残った。

不器用でたくさんの失敗を経験してきたけれどアイデアは豊富で、それを愚直に続けてきたこと。
ただ続けることだけが自分にしかできなかったものの、地域課題を解決するために自分の事業を展開する。

素晴らしいパーパス、理念をお持ちの方だと思った。

もちろん、将さんの他にもイベントで登壇された方々の想いや取り組まれていることは素晴らしく、長岡で自分の夢を実現するために何を為すべきかを考えながら日々活動されており皆、生き生きとしていた。

すべて知るのは到底無理なのに 僕らはどうして
あくまでなんでも征服したがる カンペキを追い求め
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに

もしそれが君のほんのイチブだとしても
何よりも確実にはっきり好きなところなんだ
困った時少し まゆげを曲げてみせたり
抱きよせるとホッとするような柔らかさだったり

すべて掴んだつもりになれば また傷つくだろう
ほんとに要るのは有無を言わせない 圧倒的な手ざわり
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに

君にしかわからないこと 僕だけが見えていること
どれもホントのこと

すべて何かのイチブってことに 僕らは気づかない
愛しい理由を見つけたのなら もう失わないで
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに
それだけでいいのに

B'z「イチブトゼンブ」

今日も皆様にとってよい一日でありますように。
神は細部に宿る。
小さなことの積み重ねが大いなる物語を紡ぐと信じて。

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竹内康司
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