水のカタチ
賛助会員になっている「人文知応援フォーラム」から先日、こんなメールが届いた。
先般は分科会にご参加くださり誠にありがとうございました。
当フォーラムでは、年に3回、ニュースレターを発行しております。
https://jinbunchi.or.jp/news/1011/
その中に「会員の声」というページがございます。
https://jinbunchi.or.jp/wp/wp-content/uploads/2023/05/jinbunchi3_1.pdf
この「会員の声」に竹内様より下記の通りご寄稿いただくことは可能でしょうか。
・310字以内
・内容は自由(※攻撃的、勧誘などの際はご相談させていただきます)
そんなわけで下記の文章を寄稿した。
「水のカタチ」
水は容れ物によって形を変える。
丸い器に入れれば円、箱型なら四角形、ドーナツのようなトーラス構造も作れるだろう。
人間も誰かとの関係性の中で様々な役割を演じる。ある時は良き隣人、ある時は良き父親や母親、またある時は従順な組織人など他者との関係性において自らを規定する。
構造主義的な見方かもしれないが、周囲の環境に応じて形を変える点では水と同じだ。
では普遍的な僕の本質とは何だろう。
答えを探し求めて先人達の足跡を辿る。
先行き不透明なVUCA時代において指針を見つけたいと模索する中、ふと先人たちも今日の僕らと同じく答えのない問いに対して歴史から学んできたことに気付かされた。
さて、これから先はどのようなカタチになるかな。(309字)
無料で配布されるリーフレットに「会員の声」として掲載されるそうだが、メールで提出した後に音沙汰がないのでボツになったかな…。
まぁいいや。
趣味でやっていることだし。
著作権云々かんぬん言われないと思うから問題なかろう。
今日も皆様にとって良い一日になりますように。
流れるように澱まぬように。