僕なりの復興支援のカタチ
まず、どうでもいい業務連絡。
僕のInstagramをご覧になった方で、
えっ、彼女いないとか言ってるくせに女性とホテルに行って美味しそうなものを食べてるやんけ、とツッコミをいれる方がいたかもしれない。
ありがとう、センテンススプリング!(古っ)
彼女ではありません。
僕のファンの皆様、ご安心ください。
友だちです。
友だちと言っていいのか分からないのですが、いつもお世話になっている僕のメンターの先生とホテルでランチをして近くの川沿いを歩いてお花見をしました。
お互いの近況などを歩きながらポツリポツリと話したり、思いがけず見つけた新しいカフェでイチゴ風味のカフェモカを飲んだりしながら、こうして当たり前のようにお花見ができる平和な日常生活に感謝しないといけないですね、と話していた。
はい。
業務連絡終了です。
それで今日のタイトルの本題に入るが4/12インスタライブでも話した内容である。
僕は1月以降、自分の預金口座の数百万円ほどを使って日本国債(変動10年型)を購入した。
えっ、何それ美味しいの?
という( ゚д゚)とした人に向けて池上さん風に解説すると、
そもそも日本国債とは国が発行する債券のこと。
債券とは国や企業などの発行体が、資金を借り入れるために発行するものだ。債券には満期が定められており、満期となる償還日には、額面金額(元本)が投資家に払い戻される。
個人向け国債は半年ごとに購入金額×利率の利息が支払われる。
たとえば100万円を購入したら利回りが0.8%(年率)とすると
100万円×(0.8/100)÷2=4,000円
が半年後に利息として入金される。
僕が購入した個人向け変動10年国債は市場動向にあわせて利率が変動するので上昇すれば利息は増える。
当然利率が低下し、利息収入が減ることもあるが日本政府がデフォルトしない限りは元本割れすることもないので、銀行口座に現金を寝かせるよりは国債を購入した方が得、というわけだ。
ただしリスクの低い金融商品といえども日本政府が財政破綻すれば紙切れになってしまうので、投資するどうかは個人の判断に委ねる。
ここから先は少しだけ専門的な内容になる。
興味のある人だけ目を通して頂ければ幸いだ。
僕はなぜ日本国債を購入したのか。
理由は2つある。
①能登半島地震で被災された人々、自治体の復興事業に資金を使いたいと考えたから。
②将来的に国債の金利は上昇すると推測できるから。
まず①の公共事業のための投資であるが、懇意にしている有能なバンカーに相談したところ東日本大震災の時のような復興目的の国債はすぐに発行される予定がない(2024年1月時点)ので、寄付をするよりかはリターンのある国債を購入した方が望ましいとアドバイスを頂きその通りにした。
②は現在、日経平均株価は4万円近い高い水準で推移しているが、この状態が持続するわけがない。いつかはバブルは崩壊するし、政府はインフレを抑えるべく国債の金利を上昇させて調整しようとするはずだと推測した。
また①の復興目的債権が発行されない状況を鑑みても国債が増発されることは容易に想像できるのでかなり高い確率で金利は上昇する。
僕は1%台まで上がるのではないかなとみている。
数年前に初めて国債を購入した時の金利が0.04%(年率)だったから、かなりの急上昇だ。
もちろん国債よりも利回りの良い金融商品、例えばアメリカの某IT企業等の株式を購入した方が自分の資産は確実に増えるが、それは美しくない。
僕は自分の美学に反することはやりたくない。
だから国債を購入した。
以上です。
自分に余裕がある状況ならば困っている人に分け与える。
奪い合えば足らぬ、分け合えば余る。
という思いやりの精神と2度の中越地震で被災した際に日本全国の方々から温かなご支援を頂いた恩義があるから今こそ、私財をなげうって恩返しをしようと思った。
何度も申し上げるが国債は金融商品で、寄付ではないためリターンがあるから投資である。
それに国債は購入から1年間は解約することはできないため、自分の手元に現金をおけないものの、今現在家を建てたり当面結婚する予定もないので余剰資産をこの際、復興支援目的で国債購入にあてたのだ。
生き金として僕の国債購入が一日も早い復興のために役立つことを祈るばかりだ。
今日も皆様にとって、良い一日になりますように。
どこへ続くかまだわからぬ道でも
きっとそこにあなたがいる