少し高くなった空に 自由に筆で描いたような かすれた雲が浮かんでる 夏前に刈り込んだ川原の草は 腰の高さまで青く伸びて 隠れ家を喜んだ秋の虫たちが 鳴いている みつけにくくなった季節の境目を 感じる心をかみしめて 向かい風に吹かれても 横へ横へと流しながら 今日も少しずつ進む #日記#徒然#秋をみつける#素敵な写真をありがとうございます
まわるまわる 時計の針 風の温度を変えながら わたしを連れて 進んでよ 置いてけぼりの後ろの心 一歩先に歩いた体 どちらのわたしもわたしだね #詩#創作#徒然#季節#素敵な写真をありがとうございます
灰色の重い空の中から 隠れて見えない飛行機の音 君の位置を確認出来ずに あの辺りを飛んでいるかと 隙間の光を見やっても ぽつりと落ちた雨粒につられ はらりと零れた涙粒にぼやけ その雨に打たれるままに この涙は流れるままに #詩#創作#徒然#飛行機#素敵な写真をありがとうございます
隠したつもりの本音でも その目に映る微かな揺れに 優しい嘘を見つけてしまって 話したい 話したくない 触れた頬から指先に伝わる いつもの熱が 本音を伝えてくれているから 離せない 離したくない #詩#創作#徒然#素敵なイラストをありがとうございます
まだ夏の雲が重なり合う日 その光る雲を目印に 風の吹く街を目指してゆこう 首筋の汗は流れ落ち シャツの襟にシミを作って 容赦なく広がるけれど あの街に辿り着いたら 風がきっと吹いてくれる 襟のシミなどすぐに乾いて 新しい明日を夢見れるだろう #詩#創作#徒然#夏#素敵なイラストをありがとうございます
終わらない暑さに 辟易しながら バックパックひとつ 背負った君は あてどない旅に 出掛けて行った 吸うのもためらうほど 熱い空気は揺れて 君の背中も揺らめいて まるで燃えているかのよう ほんとは やる気に燃えているのかな ただのあてどない旅だよと ニヒルに笑って言っていたけど #詩#創作#徒然#残暑#素敵なイラストをありがとうございます
赤い夕日を背中に背負って 付いてくる影と歩きながら また明日ね また遊ぼう 夢中に遊んだ時間は 光のように それでも明日を信じて 約束できる また明日 君と会える嬉しさに #詩#創作#思い出#徒然#素敵な写真をありがとうございます
語れない恋しさを 持て余した午前3時 世界を支配しているのは 熱帯夜を涼めるための エアコンの音だけ 口の中は粘ついて 重い肢体は 寝返りさえも億劫で 思考を捨てて 夢を見させて あと少し 日が昇るまで #詩#創作#徒然#素敵な写真をありがとうございます
かげろうの中に君を見た 揺れる体は幻のように 近づいているのか 遠のいているのか 早く側にきて欲しい その瞳を ちゃんと見つめられるように 早く側にきて欲しい その手をしっかり握れるように #詩#創作#徒然#素敵な写真をありがとうございます
今年はこんなにたくさん咲いた ひとつひとつの花は小ぶりだけど 乱れ咲いて美しく 儚くて少し切ない
この数年 電子書籍版の本を読んでばかりいる。 電子書籍にしたのには 理由がある。 家に本を置くスペースが なくなってしまったからだ。 本当はこよなく紙の本を 愛しているのに。 あの紙の匂いがたまらない。 古いのも、新しいのも それぞれの匂い。 小学生の時 図書室で借りて読んだ本の匂いを 今でも脳の奥に 覚えているような気がする。 嗅いだなら一発で あ、これだ! と同時にあの頃へ タイムスリップするはずだ。 うつ病の時は、 本が読めなくなって びっくりしたし、悲しかった。
次女と大学のオープンキャンパスに行って来た。 これで何校目だろうか。 ASDについての合理的配慮について質問したり、他の生徒と違う視点での質問が多い娘に付き合うと、いつも長い時間かかる。 最後、疲れて顔がずる〜んと下に下がってる気分。 いや、実際下がってると思う。
色を失くした目で 広げた傘の下歩けば 角を曲がったその先に 青紫の紫陽花連なる 虹彩に鮮やかさを 宿し直し 沈む胸の内 温め直し まとわりつく湿り気は そのままで 雨の季節の慰みに 街角の色彩を ただ 喜んで慈しんで #詩#徒然#つぶやき#創作#6月
気付けば空を見上げている。 晴れの日も雨の日も、雪の日も。 育った所は、雪国なので、冬の間中、灰色の世界だ。 あの世界から飛び出して、冬でも雪が降らないと、こんなに青い空なんだ、とびっくりしたことを思い出す。 もしも空が青くなければ、世界はどんなふうだろう。
昨日は悪天候の中、通院の日だった。 患っていたうつ病もほぼ寛解の状態で、今は抗うつ薬も抗不安薬も飲んでいない。 幸いなことに主治医ともカウンセラーとも相性がよく、転院を繰り返すことなく治療を続けてこれた。 まさか自分がうつ病になるなんて、想像したこともなく、自分は人に頼らなくても頑張れる強い人間だと思って生きていた頃。 仕事、娘2人の不登校や学校での揉め事、夫との関係など 今、思い返せば不安な気持ちに気付かないふりで、神経はピーンと張り詰めていた。 悩みを誰にも話さ
次女は、現在、迷っている。 進路について。 高2のときに、担任の先生にも協力してもらいながら、考えてきた希望の学部について。 高3になって、もはや、大学進学さえも本当にしたいのかわからなくなったようだ。 自閉症スペクトラムについても、特に聴覚情報処理障害が顕著で、進学後にも合理的配慮をお願いする必要があるのだが。 あまり知られていない障害なので、理解してもらうのに、苦労するのだ。 病院での検査に繋がったことさえ、偶然の幸運だった。 次女と二人でいろいろ調べたり、話