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父の一年祭:365日後に育休復帰する父(243日目)
本日は今回の帰省のメインイベント、父の一年祭です。
一年祭とはなんぞやとお思いの方もいるかも知れませんが、要は一周忌。父母は、墓を作ることで私と兄に負担をかけないようにと、海洋散骨で供養すると事前に話し合っていたそうで、神社で供養してもらっています。なので一周忌ではなく一年祭。「供養」という言葉も仏教用語ですが、細かいことは言いっこなしで。
仏教の法事は、一周忌、三回忌、七回忌など、決まった年に各家庭で行うイメージですが、神道の場合は、お盆とお彼岸の時期に合同慰霊祭という形で年数回供養します。父が祀られている神社は、遠方にいる親族のためにオンラインでの参加(YouTubeライブの視聴)も可能。私は娘が小さかったのもあり、夏と秋の彼岸はオンライン参加でした。
それとは別に、各家庭で申し込んで個別に供養してもらうことも可能。それが今回の一年祭です。合同慰霊祭だけでなく、こうして個別にお祈りする事で故人の神格が上がると神主さんに説明を受けましたが、別に格は上がんなくていいかなあ…と。父は出世欲のない人でしたしね。
母もいずれはこの神社で海洋散骨をしてほしいとのこと。父母はこの神社がある自治体の出身で、高校の時からのお付き合い。マイホーム購入を機に居住自治体は変わりましたが、死後、故郷の海で一緒になるなんてロマンチックが過ぎますね。憧れます。
ただ母には早々に後を追ってもらっては困るので、孫の振袖姿を拝むくらいまでは元気で居てほしいです。
一年祭を終えた後は、帰りがてら父方の祖母宅へ。娘の初帰省ということは、私の祖母と娘の初対面。なんとかひ孫を拝ませることができました。
父の死後はめっきり弱ったように感じていた祖母。ですが、ひ孫である私の娘に会うととても嬉しそうにしてくれました。抱っことか大丈夫かなと心配しましたが、8kgオーバーの娘を軽々抱っこ。さすが近所のグランドゴルフ大会を総ナメにしたフィジカルモンスターです。
娘と初対面した祖母のリアクションを見て、やはり新しい命というのは人を元気づけるものなんだと感じました。ひ孫の存在を励みに、まだまだ元気でいてほしいと願うばかりです。
帰り道、せっかくなので和菓子店「なごし」で大福を購入。私たち夫婦と兄、母の4つを買って帰ると、まさかの別行動だった母も同じ事を考えていたようで見事なまでのダブり。こんなところで親子っぽさを妻に披露してしまいました。
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