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時間を殺す
最近はめっぽう自分の為に生きることが出来ないでいる。
すべて「間に合わせ」、締切の為にやることで自分自身の成長に重きを置けていない。
ゆったりした時間が恵んでくれる物は大きい。
そういう時間をわざと作るからこそ「何気ない日常の尊さ」は見えやすくなるもので。
「余裕を持ち、何もしていない自分」に酔うだけでも構わない。
静かに時間に浸る事で見えてくるものは沢山ある筈。
先ずなにより、余裕が必要なのだ。
朝起きてゆっくりと紅茶を淹れて夜寝る前に日記を書く。
その余裕が無いだけで人間的な営みを一切していない気がしてしまう。
本来こんなことをやっても意味がない。
溺れそうな毎日の中で必死に息をしようとしているだけで、陸に上がって本を読むなどには遠く及ばない。
十分な睡眠と十分な暇。
現代の人々はスマホを持ったことで更に「スキマ時間」が無くなり、暇と呼べる時間、自分との対話の時間を意識的に作らなくてはならなくなってきているのではないだろうか。
本来、暇は無理をして全て潰すものではない。
自分で思考する時間は必ず自分の糧になる。
一瞬の暇、私達はすぐスマホを取り出してはいないだろうか?