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精神疾患とニューヨークと草間彌生
最近ニューロダイバーシティ関連でいい本がないかと探していたところ、なんとコレを見つけました。
草間彌生のバイオグラフィー絵本です!
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アートやデザイン系の本に強いPhaidonという出版社があるのですが、そこの100周年記念の出版物の一環で、子ども向けシリーズの一冊。
彼女の持つコンディションは自閉症だと思っていたのですが、本人からは正確には公表されていないことを知りました。何かしらの精神疾患だそう。
それが何であれ、彼女の作り出すアートの大きな要素の一つであるとをこの絵本で語っています。
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ニューヨークに少し住んでいたのは知っていましたが「日本から持ってきたお金が底をついた時は魚の頭とキャベツで生き延びた」なんてのは、生活感あって意外性が面白い。画家のジョージア・オキーフがある日突然家に訪ねてきたエピソードもあって、日常感と非日常感がいい感じ混ざっています。
ニューロダイバージェントの一人として言うと、彼女の生き方は分かりやすい理想の一つだなと。自分の素をできるだけ隠しながら社会にブレンドする生き方を強いられるケースが多い中、自分の特性を理解しそこを強みとして生きる。生きると言うより「突き抜ける」感覚でしょうか。現在は病院で生活しながらアトリエに通っているようですが、必要なサポートは受けながら制作活動は続けている。自分の最大を引き出す方法を知っている人。そういう意味では坂口恭平さんも理想の生き方をする一人です。
ニューロダイバージェントとは何のことだ ↓