チーム・ビルディングが必要なのは学校も一緒
今日のお仕事はアドレナリンが放出されるくらいメチャクチャ盛り上がりました。学校で働いていますが、ここまで盛り上がれる学校は初めてだ・・
なぜそんなに盛り上がったのかというと、子どもたちが帰った後に行われたチーム・ビルディングのトレーニングの一環として、ゲーム的なコンテストがあり、校内の18クラスと競ったのち優勝したという輝かしい理由からです。雄叫びあげて喜び、みんなで景品までもらって帰ってきました。
私たちの学校は特別支援学校ですが、通常の特別支援学校とちょっと違っておりABA療法を全く使いません。代わりにDIRフロアタイムに全力投球しています。フロアタイムは発達、個人の違い、関係性がベースにあるアプローチなんですが、遊びを通して関係性を築いていきます。はいそうです、遊び上手じゃないと話にならない。だからだと思うんですが、学校の雰囲気は根っから明るくって軽い。そしてスタッフ・トレーニングもたまにこうやって楽しいイベントをやってくれる。そうやって遊びながらチーム間の関係性も築いていく。うまいなーと思います。
教室で毎日一緒に働く人たちとポジティブでいい関係性を持てると、教室の運営がすごくうまくいきます。当たり前の話ですが。しかしこれを可能にするのは結構難しいんです。いろんな人がいて、いろんな相性があります。去年は酸っぱいグレープみたいなチームだったんですが、今年は個人的には史上最高のチーム5人+セラピスたちに恵まれ、脂ののったマグロみたいな毎日です(トロか)。だからなのかゲームでも優勝しちゃうようで、私のチームが校内のコンペティションに勝つのは今回で二度目です。チームワークのなせる技が凄いな…
学校に限らずですが、障害を持つ子どもが学んだり生活する環境はトーンが真面目になりやすいですが、もっとリラックスしていいんだなとこの学校で学んでいます。遊びの感覚で楽しく物事を進めると、思いのほかいいこと尽くめです。ちなみに私のクラスにはハイテクおならマシーンがあります。いわゆるブーブークッションではなく、電池の入ったマシンです。しかもリモコン付き。ある日チームの一人が意気揚々と持ってきました。学び多し…