自己破産する医師たち 地に足をつける必要性と瞑想
医師は社会性がない人が多い
瞑想では自分を深く知ることができます。自分が何者か悟れます。
そんな話です。
医師といえばお金を稼げると思われるかもしれませんが、実は結構シビアです。
一番自己破産する職業の対極にいると思われるかもしれませんが、かなり多いです。
原因は気が大きくなったり、自分という存在を勘違いして金遣いが荒くなったり、不動産投資に失敗したり、開業するときの借金が返せなくなるなど、社会性が欠如したためです。
私の周りにも不動産投資を薦められて、その口車に乗ってしまったあげくに、借金だけが残った医師が二人います。
普通の社会人ならば、眉に唾をつけて聞く『うまい話』でも、ついつい乗せられてしまうのです。
不動産を売りつける側からしたら、カモに思われているので、注意しなくてはいけません。
学校の教師もそうですが、医師ももっともっと社会性と社会経験を身につけないといけないと思います。
地に足がついていない「先生」は、人を導いたり救えたりできないのですから。
騙されてメンタルがぼろぼろになっていった外科医
私の知人の借金漬けになってしまった外科医は、それは大変な腕の持ち主で、ゴッドハンドといっていいくらい腕の良さを誇っていました。
しかし手術でいくら神技を有しているとはいっても、次第に借金苦で生気が顔から消えていったのは残念でした。
心技体、すべてにおいて揃っていなければ、手術の腕も落ちるのだと思いました。
彼は、以前のような腕の持ち主ではなくなり、黄金の手もブロンズハンドあたりに落ちていました。
アルコールにも依存するようになり、しかも安酒をあおるようになり、仲間にたかったり、病院内でも厄介者扱いされるようになったことは、とても残念です。
この話をしたのは、地に足をつける、つまり自分を知らなくてはいけないということです。
そこで瞑想が大事になってきます。
マインドフルネス、瞑想、心を知ることの重要性
人生は思い通りにいかない事は、誰でも知っていますが、一部の増長した医師は、全て思い通りに行くぐらいになってしまいます。
その人に瞑想、マインドフルネスをやらしてみたいのです。
きっと、うまくいかないで、はじめて自分がいちばん思い通りにいかないことに気づけると思います。
(しっかり長く瞑想に取り組んだらですが。すぐやめてしまって気づけないのがオチでしょう)
自信は生きる上で必要不可欠なことだと私も思いますが、うぬぼれが入っている自信は身を滅ぼします。
瞑想は、ちょうど中庸を教えてくれます。
知識だけでは伸びしろの限界がすぐ来てしまう
医師は忙しい人が多く、社会性を身につけることができない状況にありますが、毎日瞑想を10分でもいいからやってほしいと思います。
社会性がなくても、自分を知ることができたら、その人は社会性がある人よりも魅力的になっていくと思います。
人間には知識では限界があります。
患者さんと向き合うにも、たしかに医師は知識を誰よりも持っていますが、そんなことは当たり前です。
しかし、本当にいい治療ができる医師は、知識だけに頼っていません。
感性や感覚や人間性など、総合的な力が必要です。
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