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映画やドラマの描き方

#雪華の炎
#特性の理解
#フォースとダークサイド
#ウージーイエンとシューカイ

中国ドラマが好きで、特に嵐の松本潤似のシューカイが好きなので、「雪華の炎」をつい最近見ました。
ウージーイエンと共演した「エイラク」の演技がとても良くてシューカイファンになったのですが、「尚食」での2人の演技も素晴らしかったので、ウージーイエンとシユーカイの共演もまた見てみたいです。

最近の映画もドラマも善の主人公と悪役の戦いがドラマの中心ですが、かつて水戸黄門で描かれたような勧善懲悪の単純な描き方は段々少なくなり、悪役が何故悪に堕ちていったか、善の主人公が自己の中の悪の部分に悩み苦しむ姿も描くという複雑な描き方が中心となっています。
それは、人間の誰もが苦しむ本能との、煩悩との他者には見えにくい闘いの描写です。
今の描き方に大きな影響を与えたのがスターウォーズのダークサイドの考え方で、誰もがダークサイドに墜ちる、かつて正義のために戦ったフォースを操るジェダイでさえ堕ちてしまうというショッキングなものでした。
善、正義の源の理性と悪を生み出す可能性がある本能を人間誰もがもっているので、それは当たり前のことかもしれません。
スターウォーズでは理性の力を理力、フォースと唱え、多くのフォースファンを獲得し、その力強さ、大切さを訴えました。
雪華の炎の司徒鴻は、その特性ゆえに相手の気持ちが理解出来ず、不信を抱いて敵対し、自身の誤った言動を無理やり正当化しようとします、周りから見るとその姿はあまりにも自己本位で悪辣に見えます、その様子は、前兵庫県知事の姿にも重なって見えます。そして脳の障がい特性故に自分の力では理解できないのではないかと思わせます。ただ、映画やドラマでまだそこまで脳の特性を深く描くものは見たことがなく、同情感はそこはかとなくあるものの、自業自得とするもの、実際にはかなり難しいですが本人が気づき改心するものの2パターンのどちらかで描かれていることが多いです。脳の特性について理解が深まれば、さらに違った描き方が現れるのではと期待しています。

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