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動物脳から人間脳へ ~脳の一生~
人は動物脳から人間脳に成長し、老化によって動物脳へと戻っていきます。
若者は情熱や恋に惹かれ、老人は義理人情にぐっと来ます。
何もしなければ、脳は退化し人間脳を失っていきます。
人間脳を失った高齢者に論理を説いても理解は難しくなります。
母の晩年に、母の困り感に対して論理で説明し、納得させようとした自分を反省しています。もっと気持ちに寄り添うことが大切だったのかなと今は思います。
相手の脳の特性に合わせて柔軟な対応をすれば、食い違いや行き違いが減って、お互いが幸せになれるかもしれません。
いじめで苦しむ中学生に論理だけでいじめの不当性を説いても理解は難しいです。まずは寄り添い辛さ、いじめられた、いじめをせざるをえなかった等の辛さを理解することが第1歩かもしれません。
共感することが大きく現状を動かすことは誰もが少なからず体験したことです。
脳の特性を理解することは、コミュニケーションにも欠かせません。