10月6日のNHKスペシャルを見て
「正義はどこにカザ攻撃1年先鋭化するイスラエル」を見ました。民放テレビがなかなか放送しないイスラエルの現状が知れて、とても有意義な番組でした。
知ることしかできないけど、知ること、忘れないこと、関心を失わないことだけは続けていきたいと思いました。
世界から孤立するイスラエルの内情は、かつて第二次大戦で世界から孤立してもがき、悪あがきをした日本を思い出させました。ネタニヤフ首相だけの問題ではないと自分の理解不足にも気づきました。
散々いじめられてきた民族故の被害意識の強さと常につきまとう不安は、ちょっとやそっとでは払拭できないと痛感しました。
いじめられた人は後にいじめるようになるといわれていますが、まさにいじめられていた民族が今度は他の民族をいじめるという構図に見えました。いじめられたアラブ民族(パレスチナ人)もさらにいじめ返すという連鎖は、どうしたら解決するのかと絶望感さえ感じました。ラビンさんがいたらどうしただろうとふと思いました。
パドレス戦で大活躍する大谷選手の姿に大きな力をもらう一方で、同じ地球でこんな悲惨なことが起こっているのかと思うといたたまれない気持ちです。
唯一の親友アメリカが今は支持していますが、アラブ民族が結束して立ち上がりイスラエルがさらに孤立を深め、アメリカからさえ否定されたらどんな行動に出るのかもとても心配です。
日本はかつての戦争での体験を教訓として、外交交渉で何か出きるような気がしてなりません。
多くの国が内向きになり、自国本位に考えるなか、ウクライナ問題と共に解決に向け一人ひとりの力を合わせないといけない問題だと思います。
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