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【仕事全般】ポータブルスキルとは?社会人に必須のビジネススキルを解説
テクノロジーの急激な進化、AIの台頭、フリーランスの増加…
もはや会社にいるだけでは”安泰”とは言えないこの世の中を乗り越える、
ビジネスパーソンとしての基本的なスキルを解説していきます。
1・ポータブルスキルとは?
ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても活かせる
「携帯できるスキル」のことであり、
論理的思考力やプレゼンスキル、コミュニケーション能力、問題解決能力、交渉力などがその具体例として挙げられます。
これらのスキルは特定の業界や時代に縛られず、どの環境でも活用できるため、現代のビジネス環境において非常に重要です。
ポータブルスキルを持つビジネスパーソンは、どの企業においても市場価値が高く、必要とされる存在となります。
2・必要とされる3つの能力とその要素
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ポータブルスキルは社会人としての市場価値を上げていくのに
必要不可欠な能力です。
主な区分は3つで
1・前に踏み出す力
2・考え抜く力
3・チームで働く力
に分かれます。
これらを身に付けている人は会社内でも出世するし、
転職しても内定が何社もとれる状態になります。
逆に言うと、このポータブルスキルが不十分だと
仕事を進める上で余計なところで人より苦労したり、
なかなか評価されずに仕事が嫌になってしまいます。
特に最近の会社の経営理念に多いのが
2・考え抜く力
です。
指示待ちな人間は淘汰されていく時代がもう目の前まで来ています。
自分で考えて、行動しながらまた考える。
正解探しをするよりも、自分で仮説を立ててPDCAを
スピード持って回すとどのクワドラントでも稼げる人間になるでしょう。
3・ポータブルスキルが必要な理由
1・誰もが転職できるようになった
2・フリーランスとして参入しやすくなった
3・ポテンシャルが高いと評価される
1・誰もが転職できるようになった
誰でも転職出来るようになったことで
働き手市場とは言え、企業側も誰を採用するか
自由に選ぶようになってきました。
企業側はとしてはスキルがなかったり
育成に時間がかかるといったリスクがある人は
わざわざ採用しないのです。
2・フリーランスとして参入しやすくなった
昔はフリーランスと言えば「その道のプロ」
という概念がフリーランス本人も企業側も
当たり前でした。
現代はプロ意識や社会人としてスキルが不十分でも
フリーランスへ参入することが容易になり、
企業は採用基準を明確に設定する必要が出てきました。
そこで社会人として、プロとして必要不可欠なスキルを
示す代わりとしてポータブルスキルが使われるのです。
3・ポテンシャルが高いと評価される
ポータブルスキルがあると認められるイコール
新しい環境への適応やキャッチアップが速く、
柔軟に対応することができると評価されます。
また、自己啓発意欲が高く、継続的な学習を通じて新しいスキルを身につけることができるため、変化の激しいVUCA時代の中で企業にとって重要な人材に。
そんな今後の成長ポテンシャルがあると評価されるのが
ポータブルスキルを持つ人材なのです。
4・ポータブルスキルを磨く方法
・現状分析と自己の客観的理解
・日々の業務で習得できることが他にもないか探す
・読書をしたりワークショップやセミナーに参加する
・日々課題を見つけ解決に取り掛かる
ポータブルスキルは学問として成り立っている訳では
ないので、まずポータブルスキルを構成する要素を
一つ一つ分解して把握するのが良いでしょう。
次に要素ごとに自身のスキルレベルを自己評価し、
その後出来れば上司や先輩などの第三者にも
自己のスキルレベルを評価してもらいます。
そこにはギャップがかなり生まれると思いますが、
他者からの評価が今の自分の市場価値です。
一つ一つどうやったら向上できるかを考え
時間とお金をどこに使うか計算し実行していきましょう。