相方との出会い。
おつかださまですっっっ!
今日から芸歴6年目になりましたっ!
ブラゴーリの
右肩、左肩、塚田ぁぁあああ
です。
これ飽きるまでやります。
みんなが飽きるまでじゃないよ?
おれが飽きるまでだからねっ?
ね?
さてとっ!今日から芸歴6年目になるのと同時に、相方の大ちゃんと出会って10年目になります!
なので今日は相方の大ちゃんとの出会いについて書きたいと思います。ます。ます。
ます。
ます。(RADWIMPS)
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えぇー大ちゃんとの出会いは20歳の頃。
ぼくが大学2年生の時だ。
ぼくは大学の「落語研究会」というお笑いサークルに入っていた。
部員は20〜30人程で、大学のサークルとしては少ない人数だった。
ぼくは当時トレカルティスタというコンビを組んで漫才などをしていた。(たしかトレカルティスタとはイタリアのサッカーの戦術を表す意味だった。だったら絶対にカテナチオの方が良かった。)
当時の相方は自称、大田区の明石家さんまと名乗っていた。
そんな事言う奴は
かなりヤバいやつだ
ただ最初の自己紹介であまりに真顔で「大田区の明石家さんまです。」というもんだからイジれなかった。
ちゃんとイジってあげれば良かった
それに比べておれはキャップを被り、リュックを背負い、髪を茶髪に染め、片耳に二つピアスを開けて、スケボーで大学に通っていた。
家から最寄り駅までスケボーで通い、
50分間電車に乗り、
また駅から大学までスケボーで通う。
通学1時間の内、10分だけスケボーに乗ってた。
こいつもヤバい奴だ
個人的にはこっちの方が嫌いだ。
大学内でもほとんどスケボーに乗る事なく持ってただけである。
荷物になるだけである。
そしてそもそもほとんど滑れないのである。
カッコつけで持って行ってただけである。ある。
ある。(RADWIMPS)
ないか。
そんな相方やサークルのメンバーと新入生の為のサークル紹介でライブをしていた。
ぼくはこの時、ネタや、コーナーのMCをしていた。
見てる人数は少なかったが、少しでも新一年生が入ってくれればいいなと盛り上がるのに必死だった。
そしてライブが終わると興味がある人は名簿に名前と連絡先を書く。
後日の新入生歓迎会という飲み会に参加してもらう為だ。通称、新歓。
よく5月、6月になると新宿の東口でダンボールに〇〇サークルと書いてあるボードの周りにたくさん大学生が集まってるアレ。
200人くらいでめちゃくちゃチャラい飲み会をするアレ。
一軍でスタートを切りたいと思っている大学生が必ず参加するアレ。アレ。
アレ。
アレ。ックス•ラミレス(DeNAベイスターズ監督)
もういいか。
うちのサークルの新歓の集合場所は水道橋。
しぶっ!!!
駅前に50人程の新入生が集まっていた。
「よく集まった方だなぁー」っと感心しながら駅から居酒屋までの道のりを歩いていた。
信号付きの横断歩道を渡っているとき、急にお尻に違和感を感じた。
「あれっ?」
「触られた。」
「確実に誰かが揉んできた、、、」
後ろを振り向くと、知り合いの先輩や同級生の姿がなく、まだ知らないはずの新入生の姿しか無かった。
「おかしいなぁー誰に触れたんだろう。」と考えていたら1人ニヤニヤしてる奴がいた。
全く知らない顔だ。
話しかけようかとも思ったが、体がデカい割りに顔が童貞すぎて怖かった為シカトした。
居酒屋に着くと、6人用のテーブルがたくさんある大きい広間に案内された。
そのテーブルに先輩が2.3人座り、新入生が3.4人座るというシステムだった。
ぼくのテーブルにも3人の新入生が座った。
飲み会が始まると各々のテーブルごとで新入生の自己紹介が始まった。
いきったイタイ先輩が新入生にギャグをやらせたり、大喜利をふったりしていた中、ぼくも同じテーブルの新入生に偉そうに質問をしていた。
塚田「どこ出身なのー!?」
新入生「あっ、神奈川です。」
塚田「えっ!一緒じゃーん!神奈川のどこー?」
新入生「横浜市です。」
塚田「うわっ!一緒だよ!!どこ高校!?」
新入生「〇〇高校です。」
塚田「えっ、、、一緒なんだけど!」
新入生「あっ、本当ですか?」
塚田「マジマジ!!えっ!高校の後輩!?まじかよ!!!めっちゃ老けてるじゃん!!30歳くらいに見えるよ!!」
新入生「あっ、よく言われます。」
塚田「えぇー嬉しいなぁ!一個下だったら野球部の〇〇とか知ってる??おれ仲良かったよ!」
新入生「あっ、ぼく2浪して入ってるんで分からないです。」
塚田「、、、。ん?高校の先輩ってこと、、ですか?」
新入生「そうですね。」
塚田「すいませんっ!!!」
新入生「いえ、全然大丈夫です。今は後輩なんで。」
塚田「あっ、そうっすか、、。」
ぼくは席を外した。
別のテーブルに座ったが、テンションは下がったままだった。
あぁー早く飲み会終わらせていつものメンバーでベローチェ行ってソフトクリームの乗ったカフェオレを飲みに行きたいなぁーと思っていたら、1人の新入生がぼくのテーブルに向かって来た。
「あの、、さっきはすみませんでした!!!」
んっ?
誰だ??
よく見るとさっき横断歩道でニヤニヤしてた奴だと分かった。
意味がわからなかったので「どゆこと?」と聞き返した。
すると、
「さっきお尻触ったのぼくなんです!」
と言ってきた。
「あぁーやっぱりそうだったんだ!ニヤニヤしてたもんね!でもなんで急にー?笑」と笑いながら聞き返したら
「仲良くなりたくて、、、」
と答えた。
「えっ?なんでおれとー?笑」と聞くと
「サークル紹介の時おもしろかったんで、、、凄い輝いてましたよ!だから話しかけたかったんです!」
素直にかわいい奴だなぁと思ってしまった。
「名前はー?」とぼくが聞くと
「鈴木大介です!」という。
日本に5000万人くらいいそうな名前だなぁと思った。
「えぇーと童貞でしょ?」と聞くと
「はい!なんで分かったんですか!?」という。
初めて喋って1〜2分後には僕はもうこの質問もしてたと思う。
それくらい当時の大ちゃんは明らかにそういう見た目をしていた。
「なんで分かったんですか!?」がボケに聞こえるくらい当たり前の見た目をしていた。(まさか今現在まで続くとは誰も思ってはいなかった。)
その後は大ちゃんがすべらない話を披露したり、胸に両手をクロスさせて
「ファラオ!」
というよく分からないギャグをしてきたり、凄く積極的に盛り上げていた。
今思えばぼくにアピールしてきてたのかもしれない。
あっという間に楽しい新入生歓迎会(高校の先輩の件を除いて)も終わり、店の外に出た。
ぼくはいつもの仲間達とベローチェに向かった。
飲み会終わりにいつもの仲間たちとベローチェに行くのは定番だったのでこの日もソフトクリームの乗ったカフェオレを飲みに席に着いた。
「はぁーやっぱり大勢の飲み会よりいつもの仲間たちと少人数でコーヒーを飲むのは最高だなぁ」と思いながらくつろいでいたら違和感に気付いた。
いつもより1人増えてる。
大ちゃんだった。
この日からいつもの仲間たちの中に大ちゃんが加わったのである。