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美濃太田まで写真の展示を見に行く早足旅

最近はなかなか電車でぶらっと出かける事が少なくなってきて、「電車の中で本を読む」をやりたくなったのと、推しの写真展が明日までなのもありひとり岐阜は美濃太田までぶらっと行ってきました。

下調べしてあった予定の電車の一本前に乗るも、岐阜駅で乗り換えがスムーズにいかずベンチで小休憩。特急ひだを見送り、予定通りの高山本線の多治見行きに乗り込みました。
たぶん、高山本線は初めてでアナウンスを聞いていると乗り方が「後乗り前降り」で、ドアの開閉ボタンを押す仕組みらしい。
また、整理券があってちょっとバスみたい。
初めての線なので、うまく降りられるかな?と不安でしたが美濃太田駅は比較的大きな駅で普通に改札で出られてホッとしました。

駅からは徒歩で向かいます。
とにかく、暖かい。
いや、暑い。
ロングコートのもこもこを鞄いっぱいに詰め込んで、てくてく歩いて行きました。

「ここを、右折かな?」

太田宿

「おお、あった!本屋さん!」

今回、この本屋さん
古本+新刊 HUT BOOKSTOREさん(美濃加茂市)に行きたかったのは、田巻秀敏さんが写真の展示をされているので、ぜひとも見に行きたかったからです。

カラカラカラ…といい音のするドアを開けて店内へ。
かわいい白いケトルが置かれた石油ストーブが出迎えてくれる、とてもシンプルな空間の本屋さんでした。

今回、写真展示されているスペースは柔らかな光が差し込む一角。

椅子の上にノートの影

行きの電車の中で気付いたのですが、今回の田巻さんの写真展のテーマ「貨物線で太平洋を渡る」の同人誌を、朝慌てていて家に置いてきてしまいました。
ここは、もう布教用にもう一冊買うか!?と悩みました。

展示の写真を数枚撮らせていただきました。

小窓の奥行きがたまりません。
このスタンプを同人誌に押したかったのでした。
(何度も言いますが忘れました。)

ひととおり写真の展示を見て、さぁ本です。

テーマごとに棚に並べられていて、とにかく食べ物関連の棚がおもしろくてずっと見ていたかったし、欲しい本がたくさん。
これも、これもと手が伸びます。
古本は出会い。
新刊も古本も選書が素晴らしくいい!

結局一時間ほどいたのかなぁ?
すごく居心地がよかったです。
お店はお客さんでいっぱい。
そして、みんな思い思いの本をパラパラ眺めているあの空間。
すごくいい。好き。

私は田巻さんの写真のポストカードと本を4冊抱えてレジへ。
名残惜しいですが、帰りの電車の時間もあるので帰ります。

レシートの一文がいいですねぇ。

お店を出て、堤防を登って木曽川を眺められる場所がすぐだったので行ってみました。
ちょっと寒いけど太陽が暖かい。
犬の散歩やジョギングしてる人が通ります。
ペットボトルのコーヒーを飲んで一息。

底に本の重さに耐えられるボール紙の
一手間がうれしい紙袋でした。
ここを登って…
川を眺める。

ゆっくりしていると本気で電車逃すので、駅へ。
車内で買った本を読んでいるうちに岐阜駅到着。

岐阜駅で途中下車。
お昼まだだったなぁと覗いたお店は、14時過ぎは閉まってますね。ハイ…。
コーヒーをいただけるカフェで買った本をと思ったのですが、温かな暖房にやられ睡魔に襲われ撃沈。

お尻に根が生えたみたいになりそうだったので、岐阜駅のお土産売り場で大垣城最中を買い電車へ。

早足ながらも、久しぶりの電車旅を充分に楽しむことができた一日でした。
聞いたことはあるけど、行ったことないところに行くのはなんかよかったです。

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