野田周作

鉄道を中心に写真を撮っていますが、ここではいろいろなことについて硬軟織り交ぜて書き散らしていきたいと思います。 https://www.bracingworld.com

野田周作

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マガジン

  • そして、わたしは旅に出る

    今日も、日本のどこかへ、わたしは旅に出ています

  • 【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅

    ローカル路線バス乗り継ぎの旅を今のダイヤでやってみたらどうなるのか、机上で検証してみました。

  • 絶景鉄道の旅

    これまで撮りためてきた鉄道写真の中から、それぞれの季節に合った絶景写真集をお届けしていきます(不定期更新)

  • 鉄印帳の旅

    日本全国40社の第三セクター鉄道を巡る鉄印帳、鉄印集めの旅。一気に回らずのんびりと巡っていきたいと思います。

最近の記事

丹後・但馬絶景紀行

京都にも海があります。丹後の海です。 兵庫にも海があります。但馬の海です。 そして、どちらの海沿いのエリアにも、息を呑む絶景があります。 11月のある週末、そんな絶景を求めて、旅に出ました。 まずは舞鶴へ 丹後の玄関口は舞鶴です。 まず乗車するのは東京駅6時15分発ののぞみ3号。自宅最寄駅を始発電車で出発するとちょうど乗ることができるこの新幹線、いつも重宝しています。ようやく日が昇り始めた東京では、東京タワーを一瞬見ることができました。 新横浜を過ぎたら、おもむろに袋を

    • 【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第6弾(奈良・東大寺→岐阜・飛騨高山)

      先月公開した「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第5弾」の記事が先月最も読まれた記事のひとつになったようです。机上で検証しただけの記事がこんなに読んでいただけたことに驚きを覚えております。今年の夏、実際に北海道で路線バスを乗り継いで旅をしてきた私としては、実際にバスで旅をする人が少しでも増えてきてくれたらと思います。 さて、今回検証するのはZ第6弾です。2018年の6月に放映されました。マドンナは元AKB48の大島麻衣さん。若くて元気で、田中さん、羽田さんを引っ張っていく力強い

      • コスモスの咲く鉄道風景

        秋という季節は実に鮮やかです。黄金に輝く稲穂、赤やオレンジに輝く紅葉。その他にも、彼岸花やススキ、柿など、秋を象徴するアイテムはたくさんありますが、中でも「秋桜」とも称されるコスモスは、ピンクや白、紫の大ぶりの花が秋風に揺れ、優雅な美しさを魅せてくれます。 普段、鉄道写真と風景写真を融合した「鉄道風景写真」を撮っている私としても、「コスモスと鉄道」は秋の重要な撮影テーマなのですが、そうは言っても、そう簡単にコスモスが線路端に咲いているとは限りません。だからこそ、鉄道を撮って

        • 【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第5弾(四国ぐるり一周城めぐり)

          シリーズでお送りしている「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を今のダイヤで行ってみたらの検証はZの第5弾です。Z第5弾は徳島城を皮切りに、丸亀城、松山城、宇和島城の各チェックポイントを経て、ゴールは高知城。四国を反時計回りに回って高知を目指す旅でした。 太川さん時代の元祖バス旅を含め、バス旅が四国を旅したのはこれで3度目。このうち、第11弾は高松出発で、どちらかというと四国を脱出する回でしたので、純粋に四国を巡ったのは第10弾となります。この時は徳島を出て時計回りに室戸岬・足摺岬

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        • そして、わたしは旅に出る
          20本
        • 【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅
          32本
        • 絶景鉄道の旅
          13本
        • 鉄印帳の旅
          12本

        記事

          京都-米原 遠まわりの旅

          最速18分を6時間かけて行く 京都から米原へ、通常行くとしたら、皆さんはどんなルートで行くでしょうか。東海道新幹線なら最速18分、運賃1,170円、自由席ならそれに990円を足せば行けます。JR西日本が誇る新快速なら54分。運賃1,170円だけで行くことができます。 まぁ、東海道新幹線でわざわざお金を掛けなくても、乗り換えなしで1時間以内で行けるなら、在来線で行けばいいでしょう。 というわけで、朝10時、京都から出発です。ちょうど新快速がやって来ましした。近江塩津行ですが

          京都-米原 遠まわりの旅

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第4弾(岐阜城→鳥取砂丘)

          シリーズでお届けしている「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を今のダイヤで行ってみたら、の検証ですが、今回はZ第4弾をお届けします。 Z第4弾は2017年12月に放映されました。マドンナは村井美樹さん。鉄道ファンとして知られ、バス旅に出るとは予想外でしたが、感情豊かで、実に魅力的。個人的にはバス旅Zシリーズでは最高のマドンナだと思っています。現在、村井さんは、元祖バス旅でお馴染みの太川陽介さんと「鉄道・バス対決旅」で、鉄道チームのリーダー、またの名を「鬼軍曹」として大活躍されて

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第4弾(岐阜城→鳥取砂丘)

          北東北夏紀行-震災遺構から田んぼアートまで-

          この旅行記は2023年夏の旅行記です。 この年取得した一週間の夏休みは実に移動が多く、まずは北海道で義母のお墓参り(1泊2日)、その後、息子と青春18きっぷで高松往復(1泊2日)、そしてその翌日からは父と北東北を巡ってきました。 息子と行った高松までの青春18きっぷ紀行は昨年noteに書きました。 今回は、その翌日から行った、父との北東北を巡る旅をまとめてみたいと思います。 1日目-震災遺構巡り 父は車で先に宮城入りしており、高松から戻った私は翌朝の新幹線で古川駅へと向

          北東北夏紀行-震災遺構から田んぼアートまで-

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第3弾(宮城・松島→秋田・白神山地)

          先日、しばらく放映されず続編の有無が気になっていた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」の第3弾がテレビ東京系で放映されました。今回も暑い中の過酷な旅程で、ガチンコで旅をする女性3人組には、ホント頭が下がります。 さて、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅を今のダイヤで行ってみたら」の検証シリーズ、今回はZ第3弾をお届けします。 スタートは宮城県の日本三景・松島。ゴールは秋田県の日本海側、青森県境にほど近いあきた白神駅でした。ルート的には同じく松島から津軽半島の竜飛岬を目指した元祖第

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第3弾(宮城・松島→秋田・白神山地)

          ぐるっと北海道-公共交通機関で巡る北海道の旅-

          バスと鉄道だけでオホーツク、日本海、太平洋沿岸を駆ける- 観光に行きたい都道府県ランキングでは決まってトップを競う北海道。道内にはいくつもの観光地がありますので、どこへ行っても楽しいのですが、札幌などの大都市を除けば、基本的に駅から遠かったり、そもそも鉄道路線が走っていない地域も多い北海道では、その移動手段はレンタカーという方も多いと思います。私もこれまで何十回と渡道していますが、特に本数の少ないローカル線が多い北海道では、やはりレンタカーは便利です。 そんな中、昨年10

          ぐるっと北海道-公共交通機関で巡る北海道の旅-

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第2弾(富士山→那須岳)

          シリーズでお送りしている「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を今のダイヤで行ってみたらどうなるか、今回はZ第2弾を考えてみます。 放映日は2017年の7月。暑そうな最中の歩きが印象的でした。マドンナはくみっきーこと舟山久美子さん。特別編の宮澤佐江さん、Z第1弾のIMALUさんなど、バス旅Zシリーズではマドンナが一気に若返ってきたなぁ、と感じた構成でした。若いマドンナが明るくチームを鼓舞し、それに田中さん・羽田さんが付いていくといった構図がZシリーズの初期でしたでしょうか。 番

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第2弾(富士山→那須岳)

          梅雨時、バス乗り継ぎ紀行-霞ヶ浦南岸を行く

          仕事でストレスが溜まって、どこかにお出かけしたい。でも、雨でそんなに遠くに行く気力もないし、正直、人混みも避けたいな。そう思っていたある休日。ふと思いついて、路線バス乗り継ぎの旅に行くことにしました。 といっても、太川さん・蛭子さんや田中さん・羽田さんのような、ガチの3泊4日のバス旅が実際にできるはずもなく、ただふらっとバスに乗って、日帰りで行くお手軽のバス旅へ。 いろいろ考えて決めたルートは、前から気になっていた土浦から江戸崎を抜けて、佐原へと向かうルート。昔は国鉄バス

          梅雨時、バス乗り継ぎ紀行-霞ヶ浦南岸を行く

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z(第1弾・伊豆下田→知多半島)

          テレビ東京系で放映されている大人気企画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は、2016年11月の特別編で、その後のZシリーズのレギュラーとなる田中要次さんと羽田圭介さんのコンビが誕生。2017年1月放映の元祖第25弾をもって太川陽介さん、蛭子能収さんは引退ということになりました。満を持して、Zシリーズ第1弾として2017年3月に放映されたのが今回ご紹介する伊豆下田→知多半島の回となります。 出発地は静岡県の下田。ゴールは隣県・愛知県の知多半島の突端である師崎港。マドンナはIMA

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z(第1弾・伊豆下田→知多半島)

          新緑の絶景鉄道写真集

          5月というのは気持ちのいい季節です。晴れることも多いこの時期は、真夏ほど暑くはなく、蒸してもおらず、お散歩するにはもってこいの時期です。私が趣味としている鉄道写真での、この時期の被写体は新緑。お散歩しながら線路沿いでふらりとカメラを構えるのも楽しいものです。そこで今回は、これまで撮りためた写真の中から、新緑の鉄道写真集をお届けしたいと思います。 ①山笑う 新緑の時期の色として思い浮かべるのはやはり若葉の「黄緑」でしょうか。ところが、実際に撮っていると、ひとことで新緑といっ

          新緑の絶景鉄道写真集

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅(特別編・熱海→金沢)

          テレビ東京系の人気番組企画である「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は、太川陽介さん、蛭子能収さんのコンビで第25弾までを放映した後、田中要次さん、羽田圭介さんを新コンビとする「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」に引き継がれ、第19弾をもって負け越し、降板。現在は赤江珠緒さん、三船美佳さんをコンビとする全て女性3人組の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅W」として計2回が放映されています。 これまで、このマガジンでは、太川さんたちの元祖「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を取り上げてきまし

          【検証】ローカル路線バス乗り継ぎの旅(特別編・熱海→金沢)

          西村京太郎2時間ドラマに見る時代の変遷-終着駅殺人事件

          はじめに 西村京太郎先生といえば、誰もが知る推理小説の大家。トラベルミステリーというジャンルを生み出し、十津川警部シリーズをはじめとして、その著作数は一説によると650冊近いともいわれています。私も小学6年の時に『宗谷本線殺人事件』を読んだのを皮切りに、とても全冊は無理ですが、何冊か読んできました。鉄道大好きな私ですから、乗ったことのない路線、列車が舞台となっている数々の作品に心を躍らせたものであります。 さて、そんな西村京太郎作品は、メディアミックスも積極的に行われ、

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          冬の東北・日本海紀行-雪景色を求めて

          「冬なんだから、雪景色が見たいんだよねぇ。どうせなら、冬の荒れた日本海」……そんなことを思いながら旅程を思い描いていました。2月の3連休、そのうちの2日間をもらって行くことにしました。 3連休の初日は大変混むと予想され、案の定、予約サイトを見ると、乗ろうと思った列車はかなりの混雑です。ところが、連休中日を見ると一気に空席がありました。あまり大荒れになってしまうと運休になってしまいますが、どうやらそれもなさそうです。 というわけで、連休中日から、1泊2日の冬の東北・日本海へ

          冬の東北・日本海紀行-雪景色を求めて