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おまえはLANパーティで熱狂しろ(キメラン2日目参加レポ)

(別に特定の個人の事を指してはいません)

"e"って言葉知ってるかい。知らないなら知らない以上に幸福なことはないのでそのままスルーしていただいて結構ですが、知ってる方からしてみれば、"e"を感じるイベントへと参加することはそれだけでサメ映画視聴と並んで変態的行為な訳です。

てなわけで行ってまいりました「CHIMELAN 2019」
まずは一言。
「ナメててスマン」
一言終わり。

大まかにこのイベントについて纏めると「広報方法(とYoutube)が悪すぎて恐ろしいレベルで損をしている(やや)優良イベント」となるでしょう。いや、ホントに。参加するまでeの高まり度合いを示す折れ線グラフがずーーーーーっと直角だったし、「ホントに開催されるの……? こんな時間まで胡乱極まりない配信を見てるのはアンタバカなの? そもそもキメラさんが出てきて変なお香炊き始めるとかじゃないの?」と酒場の褐色ベイブに聞かれ、俺はそのたびにダークナイトのヒースレジャーみたいな顔してました。つまり不安だった。

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(あまりにも不安すぎて笑いしか出ないの図)

とりあえず不安9割の状態で「LAN PARTY HERO」ことでっていう先輩と連絡を取り合い、なぜか参加を決め、事情により1日目は見送って二日目より乗り込んだのでした。

・前半戦

これの2つ3つ前の駅が限界山奥極めてて「会場存在するんか・・・」とか思ってたらそこだけが限界だった。不安の最高潮がその辺。

特急のお陰で予定より早く着いたのは秘密。
会場は岐阜県のJR多治見駅徒歩1分のところにある「ツリーバイネイキッド」さん。普段は超おしゃれなレストランだ。

そして駅を出てすぐ「キメラさん」の正体を知る。

突如明かされたキメラ真実に一同驚愕!衝撃が止まらない!

キメラさん、まさかの企業組合だった。

この辺でストップ高だった不安が一気に値下がりしました。てなわけで会場に侵入。緊張と諸々で半笑いだったもんだから受付のお姉さん若干引いてたね。

会場は椅子あって——プロジェクターが目の前にあって——BYOCの一角が存在してて——って感じ。要するに普通のホール+超おしゃれなレストランの融合を想像しといてください。いつものLANパーティを圧縮したみたいなもんです。写真撮ってないし情景描写する気力もありません。(でっていうさんのブログを見て)(露骨な媚)

到着してすぐウイイレの大会を見つつ右往左往してました。
たぶん奥の方で固まってるあの辺が噂に聞く「quakeのお兄ちゃんorLANパーティ熱狂勢」か? とは思ってたけど、あまりにも緊張して声掛けができなかった。
そんな中で歓迎してくれた皆さんによって「これが・・・人間の・・・やさしみか・・・?」となる。

なぜかでっていうさんのPCでクレイジータクシーやってた休眠さんとか、くまおじさんとか、すいっちょさんと自己紹介し、成り行きでローカルマルチ大会(義務教育)開催。

第一回戦:Samurai Gunn

簡単にレッビューするなら「サツバツ対戦アクション」。
攻撃が当たれば死ぬ超ハードコアなSAMURAIのゲーム。
一切遊んだことなかったけど、5試合くらいすればだいたい遊び方が分かるくらいには親切。

ウイイレ大会とかぷよぷよ大会とかそんなもん知らねえよ! レベルで大騒ぎ。死ねば絶叫する、誰かがキルストリーク重ねれば「あいつぶっ殺す!!!」って罵倒大会が開幕。陰キャプレイをした者には制裁。こわい。ローカルマルチの闇が詰まっている。

ゲーム自体がハイテンポなもんで、K/D 7/18等散々な成績を収めて決着が付く→REMATCH→決着→REMATCHを繰り返す……だんだんこの辺からキマり始める。
「大体このゲーム解った……」そんな時にサドンデスタイムが発動するなど激アツの極みだ。超面白い。ちなみにくまおじさんがそこだけで勝利をもぎ取るのすげえカッコよかったと思います。DUELが全てだ

ちなみに最終結果はたしか休眠さんが最強決定だった気がする。自分は足場が悪くないmapと銃弾が飛び交うメキシコmapでしか勝てなかったので今度は全員ぶっ潰そうと思います(唐突な宣戦布告)
ようするにまたやりたい、最高

気が付けば隣の席の人(ロケリーのプレイヤーさん)が

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見事なwutfaceで「こいつら何やってんだ……?」状態になってた。この瞬間、ただのペーペーのクソオタクが熱狂的LANパーティ参加者へと変貌を遂げたのである。
突然のくっさい持論なんだけど、ON-LINEでやるゲームってやっぱり人間の温かみとか、公園でかけっこするみたいな独特の高揚感が2割くらいしか発生しないんだろうなと。同じゲームでも対面してやり合った時の勝利とか敗北とか面白バグの発見だとかに生じる脳内麻薬はLANケーブル越しの53525250825025倍なのかなーと思った。
どっかの誰かさんが言ってたけどゲームはやっぱ文化なんやなと。顔見て話す……この大切さをかみしめた。

つまるところ、一度LANパーティで何らかのゲームをプレイすれば、もう元の暮らしには戻れないと言う事である。

てなわけで義務教育の履修のため、ローカルマルチ第二回戦・ARENA GODSをプレイした。

ジャンル:蛮族。

この辺のテンションがすごくおかしかった。なんつーか二刀流戦士が出たら「蛮族や!!!」とか「死ね!!!」とか相変わらず叫ぶし、一撃死のメキシコなのでラフプレイ上等になってくるのすげえ面白かった。

いちばんおもしろいのは 1V1 状態になってマウントを取った時(敵がダウンするとその上に乗ってトドメを刺せる。ホットラインマイアミの素手攻撃と同じ仕組み)に、勝利確定した側が敗北の確定したオタクにFUCKサインしたりとか超絶煽りを加えたりとかガン見したりとか「ジャンケン!!!!!グー!!!!!!!ジャンケン!!!グー!」なんて叫びつつボコボコにするとかの野蛮文化が垣間見れた事と思います(参照:でっていうさんブロゴ)。良くも悪くもローカルマルチじゃないとできないことでした。つまり洗礼を受けた。義務教育完了したのでぼくもりっぱなオタクになれたとおもいます

・ランチ

ペプシ+カレー(800YEN)+アランチーニ(400YEN)。

ゆかいなオタクたちとぷよぷよ大会観戦しつつ飯。休眠さんが召喚したポテト一人前が爆アドだった(実質1:3交換)

カレーはスープとチキンが利いてて尚且つスパイシーで美味しかった。普通にいいレストランで食べるカレー。
謎料理と名高かったアランチーニはリゾットのライスコロッケって感じで、衣のサクサク感とトマトのうま味が合体した魔の食い物だった。中のチーズもポイント高い。コンビニにあったら恐らく買い占めるレベル。売れよデイリーヤマザキ。
あとは注文受付所になぜか20分近く誰も出現しなかったことが一番eを感じましたが、やかましいしすげえ忙しそうだったためノーカンで。
注文取ってくれたお兄さん、本当にありがとうございました。

・後半戦


パ ズ ル ゲ - ム へ た く そ 部 開 幕

ぷよテトの試遊台があって、なんかノリでくまおじさんにテトリス勝負を挑む→敗北、その後挑戦者をなぎ倒すくまおじさんの後にはTスピンダブル(オタクムーヴ)すら起きなかったと言う……!
くまおじさんがテトリス強いだけとも。(その後ぷよぷよで休眠さんが逆襲するところまでがワンセット)
すいっちょさんとも対戦したんですが、ものの見事にムーミン谷のぷよテトでした。連鎖も起きず、テトリスもあまり発生せずで平和な戦いだった。一番の良心だと思う。

その後持ってきたNEOGEOで零スぺをちょっとプレイ。シャルロットつよい。以上。
何故か大人の方からのウケがすげえいいマシンだったけど、そんなにNEOGEO mini って需要ないの? 知らねえ。SNKはちゃんとしろ!

・リアルタイムバトル将棋大会

シルバースター社さん主宰の大会。将棋メーカーが乱心したとしか思えない激ヤバesports神ゲーの大会に続々と参戦するオタク。

結果

(ブレてるな)

前日にやり込みまくったと言っていたでっていうさんが他の参加者を叩きのめす地獄が見れた。うまい棒うめえ、サンキュー銀星。

続いてパワーワードを連発した決起集会とモンストの大会があったんですが、

この魔法大作戦のローカルマルチのせいでぜんぜん見てませんでした。とりあえずゴルフDUELなる闇の企画がポシャって良かった(小学生並みの感想)

このゲームも実質モンストだけどな!

・最終決戦

激アツ将棋ゲーム再び。もう将棋の駒だけで面白い。コントロール戦法がガン攻めアグロに滅ぼされるのは気分がよかった。リアルタイムバトル将棋は将棋とは別ゲーム(再確認)

でっていう選手無双 in リアルタイムバトル将棋

真の優勝を見届け、皆さまとオタク棒で応援してた。パーティ荒らしが極まってたと思う。あんた勝者!

あんまりお話できなかったしコミュ障極まってたけど、すごい温かく歓迎していただいた。こんな僕でも楽しめたのはひとえに皆様方と岐阜県e-sports協会とキメラさんとシルバースターさんとぷよぷよ勢の皆様のおかげだと思います。本当にありがとう。それしか言う言葉が見つからない。

雑多な感想を最後に書くならば……とにかくe-sportsで町おこしじゃ! なんて言ってる全国の協会の人はとりあえずLANPARTY開けばいいと思います。e-sportsは掲げれば金が落ちてくる自動スシ生産マシンじゃないのがよく分かると思う。まず「たのしー!」が先に来て、その次に人が集まって、最後にメイクマネーが巻き起こるんじゃあないかと思うのです。つまるところ、会場の熱気を肌で感じないと計算なんてできない……とか知るか!難しいこと考えずに皆で野蛮なゲームやれよ!言いたいことの何割かは魔獣戦記MIROKUを読んでいるうちに頭から抜け落ちたのでここでもう黙ります。よろ。

そんなこんなで熱狂の宴は幕を閉じました。
ぱぱっと片づけて家路に。

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(余談中の余談だけど、駅のとこ歩いてる時レザボアドッグスのアレが脳内で鳴り響いてた。理由は分からんけどやり切った感がすごいあるイベントでした)


おまけ


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SEE YOU NEXT LANPARTY・・・

◇C4LAN激熱編へ続く◇

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