Joker: Folie à Deuxの感想 詳しくはないネタバレ有り ジョーカーに魅せられた劇中の人物=観客である私達 酷評は意図されている 前作でジョーカーに魅せられた私達は彼が本物の「ジョーカー」であることを期待している。ゴッサムの住人も同じく。 しかし、期待を裏切るように彼の口から「ジョーカーはいない」と明言される。 存在するのはアーサーという社会的弱者のおじさんで、ジョーカーなど存在せず、おじさんの空想にお前らは魅せられていただけだよ、と突き放される。 これ
青く高い空、上る煙 柔らかな陽の光、有刺鉄線が張られた壁 豊かな緑、何かを訴える叫び声 色鮮やかな花、抜けるような銃声 大きな家に洗練された家具、奪った洋服 休日は子供達と川遊びに出かける 上流から流れてくる骨と灰 眠れない子供に読み聞かせをする父 夜闇を赤く染める焼却炉 寝静まった家 騒がしい外 御伽話を聞かせる穏やかな時間 収容された人々の為に食べ物を隠し置く時間 黄金に輝く広間に優雅な音楽 ガス室を考える人 色彩豊かなフルカラーの場面よりIRカメラで撮影された白
※『ボーはおそれている』の感想 マンションの毒クモ注意のポスターに “The price of greatness is responsibility “と記載があった。 噛まれたら親愛なる隣人になれるのかも!と思ったり。 ちょっとしたコミカルなシーンや遊び心が散りばめられてて笑ってしまった。 溺愛と渇愛 モナ(母親)を「毒親じゃん〜」と呑気に思って観ていた。恐怖でボー(子供)を支配し、大人になってもモナに怯えるボーは可哀想に見えた。 母は命懸けで子供を産み、遊べたで
※『ザ・クリエイター/創造者』のネタバレ含みます。個人的に大佐の描かれ方が良かった。 嘘をついたのはどちらか 「もしもAIが人類を絶滅させたり、支配するなら時間をかけて行うと思わん?人間には寿命があって時間に限りがあるけどAIにはそれがないじゃん。時間の制限がないなら気づかれないようにゆっくりと人類を減らす方法を取ると思う。面と向かって攻撃するよりその方がAI側は犠牲が少ないだろうし。賢いAIが核攻撃をしたって導入が納得いかなかったけど、人間側がAIにミスをなすりつけたな
※ジョンウィック4のネタバレがあります。 ジョン・ウィック:コンセクエンスを観た。そもそも映画に詳しくはない。前作も観たことがなかったが映画を観た旦那が楽しそうだったので2回目について行くことにした。自分の興味がないものに触れる機会ができた。結婚の良いところだな、と思う。 以下本編の感想はない。私はエンドクレジット後の映像(BONUS MATERIALと言うらしい。特典映像。)の話がしたい。 まず特典映像の内容を簡潔に言うと ケインが娘の元に花束を持って向かっている。そこ