記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

藤原基央が「君がいるそれだけでまだ声が出る」って歌った日。

先日2月11日の結成記念日から始まったツアーBUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there、宮城セキスイハイムスーパーアリーナで4月8日に行われたライブに参戦してきた。記念すべき宮城県初上陸となりました!

👇マリンメッセ福岡で2月19日に参戦したときのnoteはこちら

👇大阪城ホールで3月2日に参戦したときのnoteはこちら

👇長野ビッグハットで4月1日に参戦したときのnoteはこちら

今回は「イベントレポ」って形式は取らない、タグも付けない。「伝わりやすさ」を意識して体裁を整えた文を書きたくない気分。ライブ会場で感じたままに、感情を綴りたい。なんとか言葉にして、あの日の記憶を残しておきたい。

現時点で5公演当たってるから、参戦した全公演をnoteに書くか、同じテイストで書くか、それはそのときの私が決めようと思う。

上記、福岡参戦noteより

今回のnoteで参戦する5公演中4公演目ですが、ファイナルももちろん(?)感情爆発noteを書きます。(断言)


※以下、ネタバレを含みます。(宮城1日目)




人生初、2週連続ライブでした!BUMPに限らず!いやあ、長野の余韻バリバリ引きずってたんだけど(笑)。どっちも1日目セトリだからこそ、またあの感動が…って気持ちと、アンコール1曲目なにやってくれるの~!って期待と。

そして、同行者が当ててくれて今回のツアー唯一のS席アリーナ。ヒロ側だった、今のところ4公演中3公演ヒロ側。最前ブロックの右端で、もうちょっとでっぱり(花道)に近いところがよかったなあと内心思いつつ、参戦できるだけでいいんだけど、欲が出てしまう。あと低身長民のアリーナ参戦は運ゲーなんだよな(笑)。何より、今回のツアーで2番目にキャパが狭い長野ビッグハットの直後だったのもある。


人生初の宮城県上陸でした!お昼はちゃんと牛タン食べて、食わず嫌いを克服(笑)。美味しかったですね、今までの人生ちょっと損した気分なので、これからたくさん食べようと思います!地酒の利き酒5種も最高だった~!その後は、瑞鳳殿と仙台城址に行って伊達政宗をはしごしてきました。雲行きが怪しくて途中でにわか雨にやられたけどすぐ晴れて、なんとか仙台の定番どころを観光できてよかった~!満喫!ライブ前にめちゃくちゃ歩いたり階段上ったり疲れてる(笑)。

仙台駅からシャトルバスで、セキスイハイムスーパーアリーナへ。噂には聞いていたけど、本当に僻地…(笑)。がっつり山道通るじゃんって思いながら、寝不足と歩きまくった疲れでちょっとうとうとして体力回復へ。会場到着、まじでなんにもない!噂通りなんにもない!ただただ広い!そしてこれも噂に聞いてたトイレの少なさ問題。初めて開演時間ギリギリの入場になっちゃって、めっちゃ走った…。


息を整え終わって、「アカシア」のイントロでメンバー登場。今までの3公演は全部スタンドから見下ろす感じだったから、アリーナからステージを見上げる景色が新鮮だった。メインステージには近かったけど、島はちょっと離れちゃう感じ。

アカシアの間奏で「会えた証拠だぜ!」みたいな(※ニュアンス)叫んでくれた気がする!最後らへんで、「君」を「僕」に歌詞変えてたのかな?って思ったら、シンプルに歌詞を間違えちゃったらしい、可愛い(笑)。歌詞変えじゃなくてミスだからって開示するスタイルが藤くんらしい。

結構序盤から、声出しを煽りまくってた気がする。「仙台そんなもんじゃねえよなあ!!」って藤くんの煽りを何回聴いたか。わかりやすく、声を欲しがってるアピールと、「俺を寂しくさせないでくれ!」って素直に伝えてくれる藤くん可愛かったな~!!


長野で触れてない曲をメインに書こうかな~、いつものことながら迷う!「Flare」→「66号線」→「ベル」、セトリの流れが分かっててもやばいんよね。

66号線の最後の歌詞変えがあ…。そもそも歌詞変え以外の部分もライブで目の前で歌われる迫力というか、本当に私に届けてくれてるんだって思わせる藤原基央がすごい。過去形の「こんな唄ができたよ」から、未来形の「こんな唄を作るよ」に変わるだけで、雰囲気がガラッと変わるし、未来の約束をしてくれてるような、そんな気持ちで聴いてた。


長野のときの記憶が完全に飛んでたんだけど、「ベル」は島での演奏だった。前回の長野で聴けたけど、まさかライブで聴ける日が来ると思わなくて。なぜかと言うと、「ベル」は2002年リリースなのに、今回のbe thereツアー1日目セトリに組まれる前は、2016年の20周年記念ライブのたった1回だったから。私より古参リスナーが死ぬまでにライブで聴けたらいいってツイートしてるのも見たことがある、それくらい激レア。

語りかけるように歌ってくれたベル、優しさいっぱいで心がぽかぽかじんわりする曲。ライブで聴いてもっと好きになった曲。


「Gravity」→「窓の中から」の流れもめちゃくちゃ刺してきてるなって思ったよ、改めて。「Gravity」は両日固定セトリだから4公演目だけど、こんなにハンドマイクだったけ?こんなにでっぱり(花道)歩き回ってたっけ?って思って。ひとつひとつの言葉を噛みしめて伝えようとしてくれる感じが何回聴いても大好き。

全部全部、藤原基央節なんだけど、特に好きな歌詞ね。どんな感性でこんな素敵な言葉を紡げるのかほんとに…。「君がここにいる」「君がいますように」でツアータイトル「be there」の伏線回収ばっちり。

今日が明日 昨日になって 誰かが忘れたって
今君がここにいる事を 僕は忘れないから

一緒じゃなくても 一人だったとしても
また明日の中に 君がいますように

「Gravity」より

「Gravity」の「また明日の中に君がいますように」の部分が最後の歌詞になるんですけど、その後の「窓の中から」の冒頭の歌詞が「ハローここにいるよ」なのやばくないですか…。なんとなくリンクしてる歌詞を抜粋してみた。「今日」の表現力がえげつないし、いっつもMCで言ってくれてる「明日は今日の続き」も歌詞に込めてくれてるし。覚えてないけど、すでにライブアレンジ加えてきててずるいぞ~ってなった!

ハロー ここにいるよ
生まれた時から ここまでずっと
同じ命を削り 火に焚べながら生きてきた

これからの世界は全部
ここからの続きだから
一人で多分大丈夫
昨日 明日 飛び越える声

「窓の中から」より

「窓の中から」の余韻で、長野初日は歌詞が飛んでしまった「サザンクロス」。サザンクロスも長野で初めてライブで聴けた曲。元々好きな曲だったけど、大人になってからのほうが刺さる曲かなと。朝の通勤中、残業後の帰宅中、ランダム再生しててイヤホンから耳に直接流れてきたサザンクロスに、何度涙を滲ませていたことか。イントロが鳥肌もの。

サビの歌詞が大好きすぎる。聴くときのメンタルによっては、「どんな今を生きていますか」の問いかけは残酷だったし、好きだった唄が聴けなくなるときもあったし。こんなにも「君」が連発されてて、ライブで歌ってくれる藤くんの感情がこもる言葉に救われた。「側にいる」もツアータイトル「be there」の伏線回収になってるじゃんって思ったし、サザンクロスの選曲ずるい。「君が君を見失っても 僕が見つけ出せるよ」は罪、やばいってば。ライブで聴くラスサビの「僕の唄が今聴こえますか」も、やばすぎるんよ。特大ありがとうのお気持ち。

どんな今を生きていますか
好きだった唄はまだ聴こえますか


君が君を見失っても
僕が見つけ出せるよ 君の声で


どんな今を生きていますか
僕の唄が今聴こえますか

「サザンクロス」より

次は大好きな「GO」ね、長野でも書いたけどほんとに好きなのよ。ステージの右端にも、ハンドマイクで歌いながら藤くんが来てくれて、肉眼で見える!動いてる!うあああってなってた(笑)。仙台でも「とても素晴らしい日になるよ選ばれなくても選んだ今日」って歌ってくれた!曲全体の雰囲気は明るくてキラキラに思えるけど、やっぱり寂しさと切なさが混じるよね。


本編ラストは、「fire sign」。長野でお久しぶりだった曲!その前は、2018年PATHFINDERのツアーファイナルで聴いてた。コロナ禍では演奏されなかった曲だね。ラララで声出し部分も多いし納得。会場全体でめいっぱい声出して歌えたの楽しかったし嬉しかったな。メンバーもみんな楽しそうに煽ってくれてて。


そしてアンコール1曲目、ずっと念願だった「ファイター」やってくれた!!めちゃくちゃ嬉しかった!!長野の余韻と、もう1日目セトリ聴くのは最後だって思ってじっくりなぞってたから、アンコールのファイターはテンション爆上がり。実は大阪2日目に参戦したとき、大阪1日目がファイターでニアだった~羨ましいいいいってなってたので、満を持して!!

2016年BFLYのツアーファイナルで聴いて以来。当時はもちろん好きだったけど、初めて参戦したツアーだったこともあって、ファイター単体での記憶は正直曖昧なんだけどね。ファイターもランダム再生中にふと涙腺を刺激してくる曲だと思う。歌詞が刺さりまくるので、ライブで聴けたら(ちゃんと記憶が残ったら)どれだけいいことかと願ってた。仙台でいちばんうるうるしながら聴いてた曲。

ハンドマイクで感情いっぱいに歌ってくれたり、歌詞変えも全部やばくて、特別感がすごかった。元々の歌詞がすでに心えぐってくるのにさ、歌詞変えて歌われたらもうね、たまらないです。ライブでリスナーを指さしながら歌われる「ここにいる」「君がいる」の破壊力と、「be there」の伏線回収がここでも。

歌詞変えの部分を抜粋する。記憶飛びかけてたのでエゴサしました。いつも残してくれてる界隈の皆さん、ありがとうございます。

【元の歌詞】
自分のじゃない足音と会った 全てその声が見せてくれた

君がいるそれだけで 命の全部が輝く

涙超えた言葉が その鼓動から届き勇気になる

君がいるそれだけで ああ まだ温かい

離れない いつでも側に 僕の中に 一番近くに

【歌詞変え】
自分のじゃない足音と会った 全て君の声が教えてくれた

君がいるそれだけで 命の全部が歌い出す

涙超えた言葉が その鼓動から響き音符になる

君がいるそれだけで ああ まだ声が出る

離さない いつでも側に 僕の側に 一番近くに

「ファイター」より

こんっなに歌詞変えしてくれると思わなくて、元の歌詞と違う言葉を発するたびに、今なんて言ったの!?って喜びつつ戸惑ってた。ファイター聴けた喜びが大きすぎて、めちゃくちゃ書いてしまった!!


ラストMC、割とさくさくしてた気がする(笑)、最大の理由はセキスイハイムスーパーアリーナの立地だろう(笑)。「この会場は昔からお世話になってて大好きだけど、交通の便が悪い中で来てくれて、ありがとう」みたいなことも言ってくれてたので、公認ですね~。

「今日だけの俺たちの音楽、今日だけのものを君が受け止めてくれたから、今日だけのライブになった」(※ニュアンス)って言葉も残してくれて。他の公演よりも、「今日だけ」って言葉をすごく主張して伝えてくれてたなあ。心底嬉しい。

欲を言えば!2日目も参戦して、藤くんの44歳のお誕生日を直接お祝いしたかった!です!ほんとに生まれてきてくれてありがとう!救われてます!大好き!

今回は5,000文字弱で済んだ!それでもだいぶ長いけど、他の公演は6,000文字とか7,000文字とかだから…。
これで、残すはツアーファイナルの埼玉スーパーアリーナ(2日目)のみ!あっという間!5月末まで余韻で生き延びます!

最後に宮城での思い出写真を💘

いいなと思ったら応援しよう!