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中小企業診断士 副読本を読む「経営戦略概論」第1夜

中小企業診断士の試験範囲で、最初に勉強することが推奨されている「企業経営理論」。

様々な経営理論の内容だけでなく、理論同士の繋がりがよくわからないことが多いです。

試験勉強の先輩たちがどうやって勉強しているのか気になり、ネット検索してみると、いくつかの副読本の紹介記事にたどりつきました。

今日から、そのなかから、経営戦略論の全体像を把握できる良書として紹介されていた「経営戦略概論」(波頭亮・産業能率大学出版部・2016年)について、読書メモを残していこうと思います。

今日は「はじめに」です。

◇この本は何?
 ・経営戦略論の全体像を描き出したものです。

◇なぜこの本を書いたの?
 ・「経営戦略」といっても様々な主張があり、全体像を理解しようとすると難しいためです。

◇どうやって理解しやすくしているの?
 ・過去100年間の経営戦略論の約50の学説を紹介し、各学説の生まれた歴史的背景を解説しています。
 ・経営戦略史の「3つの潮流」を提示し、各戦略論の特徴を①戦略策定の方向性と②戦略の有効性の2軸で分類・整理しています。
 ・経営戦略論と実際の企業経営との関係についても紹介しています。

次回は「テイラーの科学的管理法」についてのメモをご紹介します。

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