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中小企業診断士 副読本を読む「経営戦略概論」第14夜
経営戦略論の全体像を把握できる良書として紹介されていた「経営戦略概論」(波頭亮・産業能率大学出版部・2016年)についての読書メモ。第14夜は、「コアコンピタンス」と「ストラテジック インテント」です。
◆「コアコンピタンス」って何?
・コアコンピタンスとは「企業の強さの核心」のこと。
・インド出身の経営思想家C.K .プラハラードらが提唱した経営戦略論の視点。
・これを重視して経営するには「ストラテジック インテント(戦略的意図)」が必要だとした。
◆なぜそう考えたの ?
・1980年代後半に、プラハラードは日米欧の優良企業を調査。
・ 優良企業は自社の「コアコンピタンス」を強化・活用しながら競争に勝ち、さらに成長もしていると結論づけた。
・また自社独自の「強み」を長期的に育てる「コアコンピタンス経営」が必要だと考えた。
◆どうすればいいの?
・全従業員が「勝利への強い意思(ストラテジック インテント)」を抱き、その意思を共有し、事業を推進する。
・さらに、長期的視点から自社の「強み」を強化・活用する。
・著者の波頭さんは、この戦略を根付かせるために経営者がすべきことは「高い目標を掲げ、目標と現実とのギャップを埋めるように事業を方向づけ、競争力を強化していく」ことだと解説した。
次回は「ビジネスモデル」についての読書メモをご紹介します。
皆さんの受験勉強がうまくいくことをお祈りいたします。
【中小企業診断士 副読本を読む「経営戦略概論」まとめ】
https://note.com/bozyon/m/ma779ae9288ee
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