オルレアン プロモタイルレビュー 第4回:新たな場所No.4
こんにちは。オルレアンが大好きすぎてアイコンもオルレアンになってしまった者です。
この記事は、前回(URL)に引き続き、2021/12/9にengamesから日本語版が発売される、「オルレアン プロモタイルセット」に収録されている全24種のプロモタイルを3枚ずつ取り上げてレビューしていく企画の第4回です。
レビューの前提条件などについては第1回の記事に詳しくまとめていますので、そちらを参照ください。
第4回:新たな場所 No.4
水門(Ⅱ)
[常時]
★★☆☆
これ単品だと、トラックボーナスを得るついでに獲得した船長の用途に困ってしまうため、使いやすくはない。
水門が本領を発揮するのは「ハーブ園(基本)」と組み合わせたとき。水門の効果は、船長獲得時に戦況に応じたボーナスを選んで得られるという強み以外にも、船長(ハーブ園があれば職人、交易商、農夫にもなれる)を通常の上限である5つを超えて獲得できるという強みももたらしてくれる。ただし、ハーブ園があっても船長は騎士と学者の代わりにはならないので、必要な騎士と学者は忘れずに確保したい。
船長は元々不人気になりがちだし、公益事業の送り先も余りがち。何も考えずに毎ラウンド船長を取り、過剰と感じたら[錬金術][曳航事業]などにホイホイ送り込んでもいい。
中産階級の家(Ⅱ)
(黄)(黄)
★★☆
器用貧乏。状況に応じて使い分けができ、とりあえず5勝利点分の活躍が担保されているのはありがたいが、修道士2つで5勝利点分はやや効率が悪い。技術タイルで起動コストを軽減できないのもマイナス要素。
修道士を大量にとっている場合は選択肢に入れてもいいかもしれない。ただしだいたいの場合において、修道士2人のより有用な用途が他にある。コイン稼ぎや発展トラックを進める手段が不足したときに補う手段としては使えるかもしれないが、率先して取るほどの魅力はない。
天文台(Ⅱ)
(白)(赤)(黄)
★★☆☆
学者に頼らず発展トラックを育てる手段のひとつ。ただし、修道士は学者を経由しないと得られないので、結局のところ学者に全くタッチせずにこれを打つのは困難。
途中の市民タイルもコインも拾えない仕様なので、先行して発展トラックを進めることを狙うのには不向き。どちらかというと、建築を頑張りすぎて発展トラックが遅れているときに、帳尻合わせのつもりで使うくらいのほうがよさそう。
そもそも起動に必要な随行者が3つ(修道士含む)なのがかなり高コスト。8ドローまで上げていたとしても3つ割かれるのはつらい。技術タイルを使ってもかまわないが、天文台に手を出すタイミングと、ストックの技術タイルが枯れるタイミングはどちらが早くなるのか。のは中盤以降になりがち。そのときまでに技術タイルが残っていない場合もある。
以上、第4回:新たな場所No.4 のレビューでした。
次回は第5回:新たな場所No.5で「街道」「舞踏場」「教会」の3枚のタイルをレビューしていきます。どうぞお楽しみに。
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