great western trail : newzeeland 最速雑読み(231001 プレイして補筆しました)
2023/7/28に公開が確認された標記のタイトルの、特有ルールが知りたくて雑にルールを読んで特徴的なところをまとめました。
用語は勝手に定義したりしているものもあるので、雰囲気をつかむのに役立てば幸いです。カード種類がめちゃくちゃ増えて、その効果が別冊(23/7/30時点で未公開?)を見ないと解らないのですが、それを差し引いてもちゃんと独自性が出ていて面白そうです。
また、速さ重視で書いたので、誤訳があったらごめんなさい。
コンポーネント類
人物 4種
4種目は毛刈人。
市場に並ぶとき、種類ごとに分けてタテに並べる
災害2種と人物4種が1つの山(A)になった
初期のA山を所定の枚数めくり、災害は災害置き場へ、人物は市場へ。
ボーナスタイル
これのみからなるBの山がある。本作にCのタイルはない。
N人プレイで(2N-1)枚準備。いままでの人物準備に似てる
羊カード
かつて牛だったもの。配送時価値の下にある数字は「ウール値」
ウール値を参照するアクション(毛刈り)を行うと、ウール値分のポンド(おかね)を得る。「国外」にはウール専用の出荷先がある。
ウェリントンでの配送は通常通り配送時価値を参照。
デッキ構築カード
羊市場での購入と別途4種類のカードが存在。種類ごとのサプライを作る
●小舟 :使うとカードを1枚引ける+(2ポンド)
●牧羊犬 :使うとカードを1枚引ける+(1モンド)
●カワセミ:使うとカードを1枚引ける+(先駆者1マス)
・ロムニー:肉3、毛2の羊。3点。
何人でも全種全枚数を準備しておく。
●印は手番中、いつでも(手札補充後を除く)何枚でも使用可。ただし ()内の効果は1手番に1枚だけしか有効にならない。
ボーナスカード
60枚もある新要素。10種類×各6枚。
デッキ構築カード、羊カード、目標カードの3系統がある。
準備時にランダムに4種類を選び、2/3/4人プレイで各セットから3/5/6枚を使う。
1種ごとに1つのサプライにし、通し番号が早い順から
操舵輪、タル、ベル、羅針盤のタイルと組み合わせて置く。
この組み合わせでリプレイ性が決まるやつ。10C4=210通り。
ボーナスカードは港で倉庫を作るか、フリーアクションで金塊を消費して得る。
個人ボード
ギアアクション
最初の手番開始時に、白ディスク1枚を選んで抜き、先駆者(pathfinder)トラックの0へ(他人とかぶってもよい)
倉庫コマ
北方拡張みたいなコマが個人ボード下部に並ぶ。
連続する2個を抜くと間のボーナス(即時、常時)がもらえる。
常時能力
手札上限+1は、3ポンド、8ポンド(3点ついてくる)の2種に。
モンドセレクション(認定証)トラックの途中がディスクでロックされ
解放しないと上限3モンド、解放したら上限5モンドになる。
永久1モンド(3箇所)、永久1,2ウール(3箇所)が解放能力に追加。
先駆者トラックを進めれば、通行料支払い(独立タイルになった)を裏返して通行料の永久免除もできる
gold(金塊)トラック
新たな資源。初期1金塊。
ふやしかた(最大まで増えたら余剰は無くなる)
・モンドと同じように増やす共通アクションがある
・モンドトラックを1→2に上げるたびに1金塊得る
・船乗り(機関士)の1人目
・ボーナスタイルについている
・建物を特定のマスに新規で建てる
つかいかた
・ボーナスタイル(ジョーカー人物)の追加コスト
・ボーナスカード1枚を取る。フリーアクション
操舵輪、タルは3金塊
ベルは4金塊
羅針盤は5金塊
配送@ウェリントン
ステップは4つ!少ない!
1.収入
手札を任意の枚数公開する。被りを捨てずに持ち越せる(捨ててもよい)
手札から被っていない種類の羊を任意の枚数公開する(被りは問答無用で公開不可)。公開しなかったカードは持ち越さなければならない。
(配送時価値の合計+モンド)×1ポンドもらう。
公開したカードを全部捨てる
2.配送
国内、国外のどちらかの配送先を選び、1で得たポンド以下の1箇所にディスクを移設する。
国内:ゲーム開始時から送れる。最大値は21。
0と21は送り放題で、0は+6ポンド、-8点。
黒ディスクは9以上で抜ける。置く先依存の追加コストあり。
列車の踏切(基本)や小麦(アルゼンチン)相当の支払いはない
が、その分もらったポンドの一部を接収される。
国外:船を進め、倉庫を建てると、倉庫がある国外に送れる
北方拡張の交易所と似てる
※背景に毛玉がある配送先は毛刈り専用。ウェリントンから配送できない。
3.Aタイル(人物/災害)を1枚追加
人物は対応する人物列に上詰めで
災害は空きマスの番号が最も小さいところへ
どっちも溢れたらゲームから除外
4.Bタイル(ボーナスタイル)を1枚追加
基本、アルゼンチンの人物タイル補充に準じる
境界を越えたらイベント発生
・羊の補充
・中立建物4枚を裏返す(アクションが強くなる?) アクションがよりピーキーになり、それに合わせて育てていないと
裏返す前より行動が弱くなることも。
・終了フラグ(5点になった)
ボーナスタイル(B)
ボーナスタイルもいままでの人物タイルと同様に、置かれた段に対応するコストで購入(タイルの中には追加コストがかかるものもある)。
・任意の人物の段に置けるジョーカーがいる。追加で1金塊いる。
3ポンド追加で2枚目も買える。
詳細は別紙なのでわからない。
航海(鉄道の代わり)
船コマは海ボード上の停泊地を進む。
各停泊地は何人でも入れる。馬飛びにはならない。北方拡張に似てる
港(かつての駅みたいなもの)は、
(大規模)無料で倉庫を建てる
カードは得られない。新たな配送先候補になる
(中規模)要コスト。ディスクを置き、カードを得て、
港の長(駅長)と人物を交換可
(小規模)要コスト。倉庫を建て、カードを得る
どれをやるにも現在の船移動ポイント(最低1)を全て支払うことが必要。
つまり家やディスクを置くと1回の航海アクションは必ず終了する。
建てる倉庫はどこから取ってもよい。
配置により、連続する2つの倉庫が空いたらボーナス(即時、永続)を得る
毛刈り(新アクション)
雇っている毛刈人と同数までの羊カード(被り不可)を手札から公開し、
(ウール値)×1ポンドを得て、公開した羊を捨て札にする。
このアクションを行うまでに、航海により「羊毛用配送先」を解放していれば、即座に毛刈りアクションで得たポンド以下の配送先1箇所に(ウェリントンに到達しなくても)ディスクを置いてよい。
最初から解放されてる羊毛用配送先もある
港と同様に1箇所1人1枚まで。ただし最高値(13羊毛)は何枚でも送れる
9以上に1回配送するたびに、ロムニー種(配送3、ウール2)がサプライに残っているなら必ず獲得する。
毛刈人を(カウボーイと同様に)、毛刈りに割り当てる代わりに、1人につき1枚ドロー、1枚捨て札を行ってもよい。
これは手札の公開前か、公開後のどちらかでしか行えない。
目標カード
ボーナスカードの8~10の山も目標カードが入っているが、通常の目標カードを取る手段では入手できない
目標カードの中に
・個人建物(コスト4以上に限る)を建てている
・配送先(価値13以上に限る)にディスクを置いている
・毛刈人を2人以上雇っている
(毛刈り人以外の人物は参照されない)
のような項目が増えた
先駆者トラック(カワセミ)
カワセミアイコンで進める(共通建物、ギア、カワセミカードetc)。
トラックは馬飛びなし。特定マスに到達するともらえるものの例
・1金塊
・ステップAで+1歩権(歩数を増やせるディスクは1枚だけになった)
・経路上の指定マスに建物を建てる権利
・Aでの歩数をさらに+1歩権 または 通行料を以降無料にする権
・進度に応じた最終得点
トラックは16マス。終点以降の1カワセミは1ポンドになる。
交換トークン
交換トークンの新しい使い方。たぶんフリーアクション
2(交換トークン)→ 1の羊1枚を(手札から)圧縮できる権 + 1金塊
ギアアクション
圧縮アクションがなくなり、代わりにカワセミが入った。
・1ポンド得る
・1引き、1捨て(ダブルなら2枚引いてから2捨て)
・2ポンド→1モンド
・1ポンド→1航海(港で何かするのに1航海必要なのに注意)
・1ポンド→1カワセミ
圧縮の手段は
・交換トークン2枚(1のみ)
・ボーナスタイル(初期2の牛1枚を、ロムニー(3)と交換する)
しかない。