MOMOJAN(桃雀、モモジャン)をオンラインでプレイしよう(作者公認)
こんにちは、ぼーずです。
この記事では、MOMOJANをオンラインでプレイする方法を紹介します。
これでMOMOJANを遠くの友人と遊ぶことも、
買いたかったけど買えなかった人が遊ぶこともできます。
重要:本記事は、PCもしくはタブレットを使い、ブラウザ上で
ほぼ手動(一部自動化済)のプレイを前提としています。
スマホでも接続は可能ですが、画面が小さいと操作がしにくいため
プレイに向かないことがあります。あらかじめご了承ください。
■MOMOJANとは
MOMOJAN(桃雀、モモジャン)はゲームマーケット2023秋に、テープルゲームズ/FoUNtainから発表された「2人専用、”鳴き特化型”の麻雀系ゲーム」です。
ゲームの詳細、ルール、手役表などは、こちらのnoteを、
麻雀経験者がルールを理解するためにはこちらのnoteをご覧ください。
以下、ルールを把握している前提で記事を書いています。ルール上の疑問が生じた場合は、上記リンクを参照してください。
■オンラインプレイ用サイト(PlayingCards.io)とは
今回オンラインプレイに使うのは、PlayingCards.ioというサイトです。
MOMOJANをプレイするためのテーブルデータを以下からダウンロードし、
それを読みこんでテーブルを作ってください。
(24.02.28)1P側のアガリボタンに不具合があったため修正しました。
.pcioファイルの読み込み方については、こちらのnoteをご覧ください。
■準備を押せ!そして席に着け!
読み込みに成功すると、以下のような画面ができます。
早速いろいろ触ってみたくなりますが、2人ともこのテーブルがみえるようになって最初にすべきことは、画面左上にある「準備」ボタンを押すことです。
「準備」ボタンを押すことでテーブルの全てが初期化されます。
(カード山が回収され、点棒が30点ずつに戻ります)
次にすべきは「席に着く」ことです。
席とはどこか。画面上部のここです。
"Sit Here"と表示されているうちは、席に着けていません。
席に着けていない場合は、どちらかの"Sit Here"ボタンを押します。
(player1が必ず起家、2が必ずラス親になります。
どっちに座るかは2人で適当に決めてください。)
席に着けると、着座した席の表示が以下のように変わります。
右上の人型アイコンが、その席に座れたことを示します。
左上の「0」は自分の現在の手札枚数を示します。
(プレイヤー名の表示は、ダブルクリックで直接入力して変更できます。
日本語表記にも対応しています)
●着座できないときは
人型アイコンが表示されず、Sit hereとも表示されない場合は、
・リロードする
・再度、左上の「準備ボタンを押す」
等を試してみてください。
●なんで着座するの?
正直なところを言えば、このゲームは着座しなくてもそれなりに遊べます。
着座することのメリットは以下の2つです。
・自動化ボタンを使える(着座しないと自動化されません)
・互いの手札の枚数が見える(MOMOJANでは大事なことです)
■こんどこそ、はじまるよ!
プレイヤーが2人とも着座に成功したら、ゲームを始めることができます。
画面上部の「開始」ボタンを押します。
「次の局を始めますか?」と聞かれるので
「開始」と返事してください。
(選択肢が直せないので変な応答になっています。ご容赦を)
すると以下のことが自動で行われます。
・着座している全員に初期手札が7枚ずつ配られる(自動ソートします)
・王牌4枚が取られてドラ表示カードがめくられる
子は忘れずに場代を出してください。
自分に近い側の「場代」ボタンを1回押すと、場代を1本出します。
2本以上出すときは複数回押してください。
配牌は画面最下部の手札領域(一番大きい長方形の中)に表示されます。
手札領域内だけは、互いに見えません。
ドラッグアンドドロップの最中に、手札領域から一部でも出たカードは
他人にも見えてしまいます。気を付けてください。
■(TIPS)丸囲みの数字の意味
カード、点棒の左上には、丸に囲まれた数字があります。
この数字は、同種のモノがひとかたまりにまとまっていることを示しています。囲みの中の数字はそのモノの数です。
この数字の部分を掴んでドラッグアンドドロップをすると、
1つのかたまりをまとめて移動させることができます。
手札を最初に配られたときは、全部ひとかたまりになっていますが、
手札を自分の手札領域の中でドラッグアンドドロップを行うと、
領域内で並び順を入れ替えることができます。
このとき、他のカードと少し離すようにドラッグアンドドロップを行うと、
手札をいくつかのかたまりに分割することができます。
ポン、チー、カイするつもりのセットを、あらかじめ手札領域で分割し
手札の右側に寄せておくと、進行がスムーズになるでしょう。
注意:ツモ山や点棒も、丸に囲まれた数字(残数)を掴むと
まとめて移動することができてしまいます。
今回、ツモ山や点棒はドラッグアンドドロップが不要になるように
自動ボタンを準備しています。
不用意に触らないように気を付けてください。
■手番でやること
親から順に自分の番を行います。
❶1枚引くとき(自動)
「1枚引」ボタンを1回押します。
手札1枚が、ツモ山から手札領域の右端に追加されます。
❷-1 カイするとき(手動)
手牌から3枚を選んで、メンツ置き場(赤い枠)に出します。
❷-2 カンするとき(手動)
手牌から4枚を選んで、メンツ置き場(赤い枠)に出します。
王牌(中央下部)の一番右の牌をドラッグアンドドロップして、
自分の手札領域まで移動させます(リンシャンツモです)。
❷-3 ポン、チーするとき(手動)
「1枚引」ボタンを押さずに、手札領域から2枚を選んで、
メンツ置き場(赤い枠)のうち空いている箇所に出します。
その後、相手が捨てた牌をドラッグアンドドロップして
同じメンツ置き場に置きます。
相手が捨てた牌はリーチと同じ要領で、90度回転させてください。
❸ カイ等の結果、3枚ツモるとき(自動)
新たなセットを公開した後で「3枚引」ボタンを
1回押すことができます(放棄もできます)。
注意:ボタンを押す前に、ツモ山の残り枚数を確認します。
ツモ山が2枚以下のときはこのボタンを押してはいけません。
❹ 1枚捨てるとき(手動)
手札領域から捨てる札を1枚選んで、ドラッグアンドドロップで
自分の捨て札置き場に移します。
2段ある捨て牌置き場は、上の段から使ってください。
また、捨て牌は常に一番右に置くようにしてください。
(捨てられている牌の間に置くと、捨て牌の順番が変わってしまいます)
❹-2 捨て牌でリーチするとき(手動)
捨てた牌を90度回転させます。方法は以下の2通りです。
・牌を左クリックしながらXキーを押す
・牌を右クリックしながらカーソルを動かして回転させる
注意:手札領域でもリーチ宣言牌を回転させることはできますが、
ドラッグアンドドロップすると回転状態は解除されてしまいます。
重要:慣れないうちは、手番の終わりに手札枚数が7,4,1のいずれかになっていることを確認してください。
MOMOJANでは手番終了時の手札は7,4,1枚以外になることはありません。
■アガリ時
アガれたときには、手牌を1セットずつ、1つの枠に出すとよいでしょう。
得点計算は自動でできませんので、ちゃんと自分で計算してください。
上記の例で言えば、リーチ(1点)一発(1点)猿(1点)ドラドラ(2点)ロン(1点)で6点になりますね。
自分の得点を計算してから自分の席に近いほうの「アガリ」ボタンを押します。
アガリボタンの機能は以下の全てを行うことです。
・相手から、アガリ点に等しい点棒を受け取る
・場代、供託(両者ノーテン時にのみ持ち越されるもの)を全て受け取る
アガリボタンを押すと、今回の得点を入力する質問が出ます。
テンキーでも直接入力できますし、+-ボタンでも調節できます。
正しい得点を入れて、もう1回アガリを選択すると、点棒が移動します。
●流局時
流局時も、テンパイしていて点棒をもらう権利があるプレイヤーは
アガリボタンを使って同様に点棒を受け取ってください。
入力する数値は、実際に相手から受け取る点棒の数です。
■親の連荘、交代
テーブルの中ほどには、今が何局目で、場代がいくらかを示す選択機があります。
この選択機をクリックすると、下のように選択肢が展開されます。
右上をクリックすると「東2局」と表示されます。
なお、起家の横にある黄色いマーカーですが、
起家であることを示すため以外には何の役目もありません。
■あとはもう大丈夫ですね?
これで1局の流れができたので、あとはこれを繰り返せば
MOMOJANを1ゲーム、最後まで遊べると思います。
最初のうちは操作に慣れないこともあるかもしれませんが、
慣れていくとアナログと同じようにスムーズに遊べるようになるでしょう。
ぜひMOMOJANを延々と楽しんでみてください。
エンジョイ!
■さいごに
今日の手順で作ったテーブル(URL)は、約14日の間に一度もアクセスがないと、勝手に削除されてしまう仕様となっています。
裏を返せば、2週間以内にそのURLにアクセスし続ければ、勝手に削除されることはないはずです(そんなに長期間維持を試みたことがないですが)。
テーブルが削除されてしまったら、また作ればいいんです。
エンジョイ!