わたしは、物欲のカタマリ。
価格の高いものは
お母さんを苦しませるの。
価格の高いものが好きだと
お母さんに嫌われる。
だから
価格の高いものを買うことはイケナイこと。
欲しいもの、好きなものの
価格が高いことが、恥ずかしい。
そんな風に考えるクセがあった。
未だに、ちょっとそのクセは残ってる。
子供の頃
おもちゃが欲しくなくて
途方に暮れたことを思い出した。
わたしは、ゲームやおもちゃに
あまり興味がなくて
クリスマスプレゼントに
お誕生日のお祝い
家族に何が欲しいか聞かれると
とても困った。
本人も悩み
両親も検討に検討を重ねた結果
色鉛筆やクレヨン
少しおねぇさんになったら
下着やパジャマをプレゼントしてくれた。
とても幸せな思い出。
おもちゃや、家電類を貰ったことは
ほとんどなかったと思う。
だって、欲しくなかったんだもの。
わたしの欲しいものは
こないだみんなで行った
モデルルームのお家
モデルルームのあの素敵なお部屋
家具、ファブリック類
本に載ってた
美しい布でつくられたドレスやきもの
味のある革で出来た靴
テレビや映画でみた
油絵のセットや
美しい色とりどりのクリームの外国のケーキ
だけど、それが欲しいって
口には出さなかったな。
それをプレゼントしてもらうことは、難しい
ってわかっていたから。
いろんな意味で。笑
大人になって、「欲しいもの」と
キャラクターが合ってきた事が嬉しい。
もう、おもちゃが
欲しいものの対象でなくてもよい。
欲しいものが高価でもよい。
貰えるかは別として
「家が欲しい」って
ちょっと言うだけ、言ってみれば良かったかも♡
と、ふと思った。
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