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格闘技のパーソナルトレーニングにおける居場所感の低さについて

息子が生まれて家で過ごす時間が増え、外で過ごす時間が減った。
息子と過ごす時間は、生まれる前に想像していたよりも遥かに幸せだ。
しかし、ふとした瞬間に何か寂しく感じることがある。

居場所感の低さ

息子が生まれて環境が変わり、週2~3回の道場通いをやめた。
その代わりに月1~2回のパーソナルトレーニング(以下、PT)を中心にして、練習不足部分は隙間時間にする1人練習でカバーするスタイルに変えた。

PTを受けている場所は、トレーナーのKさんが所属している道場だ。
僕はその道場に所属していないので、月1~2回、PTを受けるときだけその道場ですごす。時間にすると2~4時間だけだ。

PTを受けている時間は、

2時間つきっきりで手取り足取り教えてもらえる
好きな格闘技ができる
好きな格闘技のコアな話ができる
身体を全力で動かせる
クタクタになれる
たくさん褒められる
たくさん応援される

とても癒される。だから、受け終わった後、すぐに次のPTを早く受けたくてしょうがなくなる。

PTは最高だけど、普段の生活の中でふとした瞬間に何か寂しく感じることがある。原因が何か分かっていなかったが、最近フェイスブックで通っていた道場で皆が練習している動画を見て理解した。
原因はPTは道場に通うのに比べると、居場所感が低いからだ。

一定の期間以上、定期的に道場に通うと、一緒に汗を流す仲間ができ、
道場という場所にも慣れて、居場所感が高まり、その道場は新しい居場所になる。
PTだと道場に通う頻度は少なく、基本的にトレーナーとマンツーマンだから
一緒に汗を流す仲間はいない。PTでしか訪れない道場は居場所感が低く、逆にお邪魔します感が高い。

僕が寂しく感じていたのは、道場という1つの居場所を失った喪失感だった。道場の居場所としての存在は大きかった。

ただ、PTも月1~2回とはいえ続けていれば居場所感が高まり、
やがて新しい居場所になるかもしれない。

PTで高い居場所感を得られれば最高だと思う。

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