添付メールは送る側だけが注意すれば良いのか?
PPAPという略語で最近耳にする添付メールの運用。
添付メールと聞くと、めんどくさい、送信ミスしたら情報漏洩になるという印象がありますよね。
私もそんな印象を持っていました。
一方で、最近増えているマルウェア感染。様々な手法が出回っているようですが、その1つに、添付ファイルが付いた攻撃メールを受信してしまい、うっかりそのファイルをクリックする事で感染するという手法のものが横行しているようです。
しかも厄介な事に、日頃からやりとりをしている相手のドメインを装ってメールが送られてくるので、受信者も気が付かず、うっかりファイルをクリック・・・
「やばい、感染した・・・」
添付メール運用を変えようと考えた時、送信する側の利用シーンばかりに意識が向きがちですが、実は受信する時の方が危険だったりします。
ちょっと考えてみて下さい。
質問です。
「あなたが1年間で添付メールを誤送信した件数はどれくらいありますか?」
無い人の方が多いのではないでしょうか?あっても1件?2件?
もう1つの質問です。
「あなたが1年間で添付メールを受信した件数はどれくらいありますか?」
数え切れませんよね?
この数え切れない添付メールの中に1件でも悪意のある攻撃メールが混ざりこんでいたら、感染する危険があります。
つまり、誤送信してしまう確率よりも、悪意のあるファイルを受信している可能性の方が圧倒的に高いと考える事ができます。
そこで、弊社でも利用中のBoxは送信も受信も添付を使わずに安全な運用が可能となります。今日注目したいのは、特に「受信」です
<送信>
外部の人に共有したいファイルから共有リンクというものを作成して相手にメールでリンクを送るだけです。たったそれだけです。
このファイルを共有したいとします。
共有リンクを作って、それを相手に送るだけです。
しかも、万が一誤送信してしまった場合を考慮して、ダウンロード不可(表示のみ可能モード)の設定がありオススメです!
<受信>
受信が厄介です!なぜならば、ファイルを送ってくれる外部の人はBoxをもってないからです!(Boxを持っていない前提でのケースです)
という事は、相手は共有リンクでファイルを送ってくれません。という事は「まさか添付メールで送られてくるのか!!!」
↑
これが危険なのです。なりすまして攻撃メールが来る危険があるからです。または、そのファイルがウィルス感染しているかもしれません!
そこで、Boxでは「ファイルリクエスト」という機能が標準であります。
ファイル受信をしたいフォルダを準備します。
このフォルダに対して、ファイルアップロード専用リンクを簡単に作成する事ができます。
そして、ファイルを送ってくれる外部の方に
「添付メールではなく、このリンクにファイルをアップロードしてください」とお伝えすればOKです。
相手には、こんな画面が表示され、あとはアップロードするだけです。
相手がBoxを未導入であっても、こちらがBoxを導入済みであれば、双方向に添付メールのやりとりを減らす(場合によっては無くす)ことが可能となります。日頃から添付メール運用を行わなくなれば、突然添付メールが送られてきてたとしても、「ん?怪しい」という目が働きます。
まとめ
添付メール運用は送信側の送信ミスばかりに気を取られがちですが、多くのマルウェア感染は外部から送られてくる添付メールのファイルをクリックしたことにより発生している為、外部からの添付メールを日頃から遮断する取り組みが必要です。Boxは双方向のファイルのやりとりを安全に実現できます。
我々含めて中小企業こそ、シンプルで即効性のあるBoxでウィルス感染事故を未然に防ぎましょう!
お気軽にお問い合わせください。無料トライアルも可能です!
メール:box-sales@connectcrew.co.jp
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