日本は世界で最も差別の激しい国
現代の日本には、差別など無いと誰もが思い込んでいる。しかし筆者には、今の日本こそが差別の本場だと思えてならない。筆者は大正生まれから、今の十代の若者たちまでを見てきたが、60代以下からの女性、特に10~20代の女性たちの差別心が、桁外れに強い。かつての日本では、決して見られなかった差別行為の数々が見られるようになった。
彼女たちの差別のターゲットはもちろん男、というよりキモイ男だ。現代は人種、階級差別はダメとなっている。これは当然のことだが、しかし彼女たちの心の中に、差別心は依然として存在したままだ。ゆえに、どうしても新たなるターゲットを見つけ出し、差別心をぶつけて流飲を下げなければ収まりがつかない。
そのターゲットが男、特にキモイ男なのだ。
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南北アメリカ大陸の差別のひどい地域に住んでいたことがあるという日本人が、白人たちによる人種差別がどんなものなのかを語っていた文章を読んだことがある。
ターゲットはアジア人、特に黒人に対してがひどい。白人の男のやる差別は、わかりやすい。罵声を浴びせる、モノを投げつけるというものだ。ひどい時には、車のタイヤなんかも投げつけられるらしい。
白人女たちのやる差別は、やはりねちっこい。まず、日本人を汚物を見るような目で見る。日本人が近寄ると露骨に嫌がり、立ち去っていく。日本人がプールに入ってくると、即座にプールから上がる。すれ違いざまに、ジャップス!と罵られる。白人女の集団が、ニヤニヤして日本人を笑いものにする。
そしてもちろん怒鳴り返したり、ましてや手を出したりは絶対にできない。白人の男たちにリンチされる可能性があるからだ。
卑怯だ。差別主義者とはやはり同時に卑怯なのだ。
もう日本人は、こうやって毎日精神的に嬲り者にされるのだそうだ。しかし、黒人はもっとひどいらしい。しかしそれでも、白人みんながそうかといえばそうでもなく、こういうことをするのは一部の白人だけだから、白人全体を嫌いになるということはなかったとのことだ。しかし、やはりすべての白人の心の中には、うっすらと人種差別の感覚はあるようではあるらしい。
これを読んだ時、何とも言えない不快な既視感がわき上がってきた。これは、日本人女性が自分の嫌いなタイプの日本の男にやっていることそのものだからだ。
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日本の女は、キモイ日本男を汚物を見るような目で見る。そして近くにくると、露骨に嫌がり立ち去っていく。キモイ日本男がプールに入ってきたら、日本の女は即座にプールから上がるだろう。日本の女はキモイ日本男を、キモイ!、と平気で罵る。日本の女は、キモイ日本男をニヤニヤして笑いものにして楽しむ。
どうだろう、やっていることが差別主義者の白人女と、まったく同じではないか。そして怒鳴りつけたり殴りつけたら警察沙汰にされ、社会的に殺されるから決して反撃することはできない。
卑怯だ。ここもまったく同じだ。だからただひたすら、キモイ日本男は日本女に毎日、精神的に嬲り者にされ続けるだけだ。
白人すべてが差別をするわけではない。白人の差別主義者の割合は、2~3割くらいなんだろうか。
日本女の差別主義者の割合も2~3割くらいだ。
白人はアジア人をひどく、黒人を徹底的に差別する。
日本女はキモイ男をひどく、凄くキモイ男を徹底的に差別する。
日本人の女は、白人女が日本人、黒人にやる人種差別と全く同じことを日本の男にしている。人間扱いしていないところも、卑怯なところも、残酷なところもまったく同じだ。同じ差別意識からきているのだから、当然やることも同じになるわけだ。
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先日ツイッターで、事故にあった時にもしキモイ男の血を輸血されたらと思うと耐えられない、というツイートをしている女性がいた。おそらくこういう女性は、じっさいキモイ男の血を輸血されたらこう絶叫するのではないだろうか。
「キモイ男の血が入っちゃったじゃない!!」
と。
このツイートを読んだときに、思わず戦慄が走った。ある部落差別を鋭く告発した作品に、これと全く同じ描写があったからだ。
漫画家の小林よしのり氏の描いた話に、こんなものがある。
小林氏の高校時代の同級生に、A君という男がいた。このA君には、部落出身のB君という友人がいた。当時はまだまだ根強く部落差別が残っていた時代なのだが、A君はまったく意に介することもなく、B君と仲良くしていたという。
素晴らしいことだ。しかし、ある時このA君が交通事故にあい人事不通になり、入院し、輸血が必要になった。これに友人であるB君が快く応じてあげたのだそうだ。ここで終われば、美しい友情物語ということでハッピーエンドなのだが、そううまくはいかない。B君の血を輸血されたことを知ったA君は、こう絶叫したのだという。
「エッタ(部落民)の血が入ってしもたやないか!!」 と。
「キモイ男の血が入っちゃったじゃない!!」
先のツイッターの女と、まったく同じだ。
これを、差別というのだ。
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今どきの日本の女たちは、差別主義者の白人女がアジア人、黒人に対して、かつての日本人が部落民に対してしていたことと、まったく同じ差別をしているわけだ。所詮、人間には差別など克服できようもないことが、よくわかる。戦争や暴力が無くせないことは男なら誰でもわかるが、しかし差別もまた無くせない、という認識がこの国には希薄すぎる。
ゆえに、自覚していないから女性たちはあまりにも無慈悲で情け容赦の無いやり方で、男たちを差別している。女たちは殴られない、というある意味敵なしのポジションにいるのだから、もうやりたい放題だ。しかも同民族の人間に、居住区を分けないでやっているのだから、もう破滅的だというしかない。
女が男に卑怯なことをしていいのなら、男も女に卑怯なことをしていいはずだ。
これはもう、女が男に女性差別を、卑怯な振る舞いをしてもいいと言っているようなものではないか。
日本の女に差別され、傷つけられたキモイ男は、自分より弱い立場にいる女を見つけ、差別し傷つける。すると、その傷つけられた女も自分より弱い立場にいる男を見つけ、差別し傷つける。という風に無限に憎しみが連鎖し、最終的には子供が犠牲になり、さらにその先にはテロ事件がまっている。キモイ男を差別し傷つけたら、今度はその怒り狂ったキモイ男に、自分の子供が危害を加えらことすらありえるわけだ。
またこの憎しみの連鎖は、日本の豊かさと民度の高さの根底にある、日本人同士の連帯感と信頼をズタズタに破壊してしまう。そしてこの連帯と信頼が破壊されて、本格的なカオスの世界になったら真っ先にワリを喰わされるのは当の女性たちなのに、そのことにはまったく気つ”いていないのは、いったいどういうことなのだろうか?
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