三十路飯①/伊藤静
このマンガとの出会いは恐らく書店のコミックコーナーだ。表紙に描かれているラーメンが美味しそうで思わず手に取った。
グルメマンガで読むかどうかの基準になるのは、描かれている料理が美味しそうかどうかが一番に来るので、ストーリーの面で失敗する事も多々あるけれど、個人的にこの作品は当たりだった。
出てくる料理が擬人化する所には少し面食らったけれど、慣れてしまえばなんて事なくスイスイと読める。個人的には餃子居酒屋が良いなと思った(酒飲めないけれど)。
併せて、三十路という若者ではない年齢になって、何処か焦ってしまう心情も描かれていて、男性の自分とも少し重なる部分があった(本当にほんの少しだけれど)。
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