イルカも泳ぐわい。/加納愛子
本当につい最近まで、Aマッソが2人揃っている姿を見た事がなかった。それぐらい加納がピンで出ているイメージが強かったし、彼女の横にいるのは、呂布カルマと相席スタートの山添なのだ(ちなみに初めてコンビとして見た番組でむらきゃみは個人的に爪痕を残していた)。
まずタイトルに惹かれた。その場で表題作を読み、購入し、読んでいくと、今までに読んだ事のないエッセイに驚き、戸惑いながらも読了した。
間違っていたら申し訳ないけれど、ノンフィクションとフィクションが混在しているのではないかなと感じている。
音楽で転調の様に雰囲気が変わる様に、文章でいきなり、それまでとは違う世界に引っ張られる。それでもエッセイ全体から感じるのは、言葉が好きという強い気持ちだ。
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