2021年の夏
もはや「毎度お馴染み」の緊急事態宣言がまた発令されました。今回もキーワードの1つになっているのが「お酒」。
お酒が直接悪い訳ではなく、会食などの飲酒環境が懸念されてのことだと思います。その結果、我々飲食店は営業時間の短縮と合わせてお酒の提供が制限されました。
飲食業を生業にしている僕としても想う事は色々ありますが、ネガティブなことを言ってても状況は何一つ変わりません。
僕は失ったものに囚われ続けるのではなく、まだやれることに目を向けて顔を上げるカッコいい男なのです。
#でもウジウジすることもよくあります
【生きてくだけの金は出すから余計な事はするな。】
行政に従い感染拡大協力金を受け取った時、最初はそんな風に言われてる気がしました。
僕の身近にはいませんが、世の中に大変な想いをされてる人がいる中で、あまり身勝手な事はできません。
一般社会から大きく外れることはしたくない。かといってブチブチ文句ばっかり言うことはもっとしたくない。
協力金があるうちはおかげ様で生きては行けるんですが、終わりの見えないこんな日々が続くとモチベーションは上がりません。
ただ、何も飲食店の全てを否定された訳ではありません。規制や要請の大きなインパクトに埋もれがちですが、やれることはまだ色々ありそうです。
あと、シンプルに協力金の元は税金ですから、それで生かされてる身としては、何らかの形で社会に貢献しなくてはですね。
#いつか選挙に出た時は応援よろしくお願いしますw
【規制の範囲内 × 自分達のやりがい × お客さんの喜び – コスト】
この方程式から生まれたひとつの仮説が「ラーメン」でした。
なぜぼうず・こぼうずが「ラーメン」なのか。
「3店舗目はラーメン屋やりたいね!」とか話してたくらいシンプルに大好きなんです(笑)
ただ、健康や栄養面を考えると、決して褒められた食事ではない側面もあります。
では栄養たっぷりのラーメンが最高なのかと言えば、そうでもありません。
【心と身体の健康】
好きな物ばかり食べてハッピーでも、健康が揺らいでは生活は長続きしません。また、栄養面だけを考えた食事では僕は満足できません。
#ビールもチョコレートも大好きです
「お昼が〇〇だったから夜は△△」「昨日は〇〇な日だったから今日は△△」みたいな感じで、緩やかにバランスを取っていけば良いと思います。
そしてもう1つ。選択の余地があるのならなるべく質の良いものを食べています。
どうしても安い物が好まれる昨今ですが、本来それは質が同じである事が大前提です。
同じものが違う値段で売っていたら、それは安い方がいいです。ですが、例えば輸入物の冷凍豚肉と国産の銘柄豚肉。どちらも豚肉ですが、ご存知の通り同じ品質の豚肉ではありません。だから値段が違うのです。
この食材レベルでは浸透している事が、その集合体である料理になると途端にあいまいになりがちです。
なので我々作り手は、なるべく安心素材や無添加に取り組む一方、素材を追求しすぎて価格が高騰しないようにもバランスを取って現在最終調整中です。
多少話しが脱線しましたが、そんなぼうず・こぼうずのラーメン、お楽しみに!
#冷やしラーメンもあるよ
次回はラーメンの詳細に触れてみようかなと思ってます。
最後までありがとうございました。