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ふわとろ和風オムレツの作り方

手探りで始めたこのnoteも、気が付けば毎回だいぶエモい長文が続いたので、今回は少しテイストを変えて「人気料理の秘密を大公開!」ということで、提供時にテーブルからひときわ歓声が上がる、ぼうずの「ふわとろ和風オムレツ」と取り上げてみようと思います。


このメニューを作ったのは約10年前。まだまだお店を1人手探りでやってる頃でした。

当時作っていた卵料理は、和風居酒屋の定番メニュー「出汁巻き玉子」。作った事のある人ならわかると思うんですが、作り始めるとずっとそれに付きっきりになっちゃうんです。

営業中、全テーブル合わせて注文が3個とかになると、本当に10分以上ずっと出汁巻きだけを作り続けるなんてこともありました。

しかもその割に見た目地味だし、売値も高くないし・・・(何だか愚痴っぽくなってきたぞw)

でも洋食のオムレツだと、なんか「華」があるじゃないですか。

そこで、和風のオムレツを作ろうと思ったんです。

ただ、注文が入る度にフライパンの柄をトントンしながら付きっきりで調理し、しかも失敗のリスクもあるなんて本末転倒。

失敗なく、簡単に中身がとろとろのオムレツを作る方法ないかな〜、と考えてたある日、ついに閃いたんです!

液状のものを全方位から焼くことができる方法を!

それが「溶き卵を熱した鉄鍋に流し入れ、上面をバーナーで炙る」という方法だったのだ!!

・・・? あれ? 反応がイマイチ?

でもでも、アイデアなんてきっとそんなもんですよ、多分。

卵料理なだけに、これが本当の「コロンブスの卵」だー!


・・・はい。心が折れる前に、ここでレシピと作り方をご紹介。(強引に流れを変える)

・卵           2個
・とろろ       30g
・ポテトサラダ    50g
・クラッシュチーズ  20g
・白だし       10cc
・炭酸水       60cc
・バター         5g

① あらかじめ鉄鍋に油を塗り、温めておく。

② バター・炭酸水以外の材料を全てボールで混ぜ合わせておく。

③ボールに炭酸水を入れ、再びよく混ぜておく。

④フライパンを弱火にかけ、バターを溶かし、ボールの材料を全て入れる。

⑤スクランブルエッグの要領でかき混ぜながら、具材が温まってきたくらいで火を止める。

⑥ゆっくり鉄鍋に流し入れ、上面をバーナーで炙り、完成。


はい。いかがでしょうか。まずは材料のところからいきましょう。

白だし(しらだしと読む)はみなさんご存知でしょうか。個人的な見解だと「めんつゆのプロ版」みたいな感じです。(雑ですみません)

今は普通にスーパーなどで売っていますが、できればこれはちょっと奮発して良いものを購入してほしいです。

だってこれで味が全て決まるので。(他に調味料何も入ってません)

最初の方に書きましたが、僕が目指したのは「和風」のオムレツなので、イメージしていた味はズバリ「茶碗蒸し」です。

ぼうずでオムレツを食べたことのある人はここで「ああ〜。確かに。」となってくれたと思います。笑

結構いろんな料理にも使えるので、白だしはおすすめですよ。


そして炭酸水が出て来ましたね。

「卵料理 炭酸水」などで検索するとたくさん解説が出て来ますが、ザックリ言うと炭酸のシュワシュワが卵をふわふわにしてくれるんです。(本当にザックリ)

炭酸水は加熱されればガスが抜けてただの水になりますから、機会があれば勇気を出してチャレンジしてみて下さい。


その他の具材は正直「好み」です。(急に文章書くのが面倒になった訳ではないですよww)


そして次に作り方のポイントにいきましょう。

とにかく「フライパンでの火入れ」。これだけと言っても過言ではありません。

本当に「人肌くらいまで温める」だけで良いです。


あとご家庭であまりないモノと言えば鉄鍋とバーナーでしょうか。

鉄鍋はこのオムレツのために購入するくらいなら、正直おすすめしません。笑

ですが、個人的にバーナーは色々使えると思います。

使い方も簡単で、カセットボンベに取り付けるだけです。

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これがあると、例えば買って来たお刺身が炙りサーモンや炙りシメ鯖になったり、明太子が炙り明太子になったりなど、ご家庭でもお店の料理が再現できるようになります。

カスタードプリンやスライスしたリンゴなどにグラニュー糖ふりかけて、ちょっと炙ればキャラメリゼ〜!なんてのもオシャレ。

使用直後のバーナーの火が出た付近はメチャクチャ熱くなってますので、くれくれも気をつけて下さいね。


さあ、いかがでしたでしょうか、今回のnoteは。

実際に作ってみた感想とか、とりあえすバーナー買ったよとか、いろんな声を聞かせてくれたら嬉しいです。

好評だったら第二弾もやってみたいと思います。



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次回は番外編「ちょっと、なあに、これ。」

最後までありがとうございました!




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