みんなの"幸せ"をシェアしてくれたお礼に vol. 4
昨年の11月に行われた、あきらとさんの企画『幸せをテーマに書いてみよう』の小冊子が届きました。
この小冊子を作製してくれた、あきらとさん、あらしろひなこさん、こげちゃ丸さん、たけのこさん、ルミさん(50音順)。素敵な贈りものをありがとうございました。
約70作品の"幸せ観"の詰まった小冊子。封筒から取りだしたとき、嬉しくて思わずギュッと抱き締めました。
ツートーンカラーの大人っぽい表紙をめくると、そこにはみんなの幸せ観がイイ香りをはなっています。
こんなにもイイ香りを届けてくれたささやかなお礼。みんなの"幸せ"をシェアしてくれた小冊子作製メンバーさんのnoteを、のんびりと紹介させてくださいね。
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紹介note vol. 4は、たけのこさん。小冊子ではファシリテーター・賑やかし担当。え?!賑やかし担当って・・・いいですね。笑。
小冊子の編集後記に、“個人的な話をすると私はかなりドライな性分で、あきらとくんに誘われなければ参加していなかっただろうし、ここまでみんなと仲良くなることも無かったと思う。それはすごく・・・なんていうか純粋に感謝してる”と書かれているんです。
ここを読んで、あぁ、たけのこさんはドライな方なんだなと再確認した感じでした。
たけのこさんは、短編小説・育児・漫画・映画・音楽と多くのジャンルのnoteを書かれている多才な方です。
フォローさせていただいた当初から、たけのこさんの文章は淡々としてカッコイイなと思っていました。
なんというか、媚びていないんです。湿ったところがなくて、カラリとしていて読みやすい。
それでいて、時おり“クスッ”と笑いを誘うんです。ワハハではなく、“クスッ”“ふふっ”っていう笑いなんです。ちょっとシュールなところもあって。
たけのこさんのシュールさといえば『#ない』シリーズがあって、世の中に【ない】ものを短文でまとめています。
みんなが知っているような物事を違う角度から観察して、シレッとした表情で(←すみません、ワタシの推測です)独自の見解を書いている。これがまた、ちょっと癖になるんですよね。
『#ない』シリーズでワタシのお気に入りはこちら。
『#ない』シリーズの読後感は、ほかのnoteでは味わえないビターさ。軽いビターで“クスッ”とするものから、ビター度が高く(カカオ99%チョコレートに匹敵するくらい)、ちょっと目がテンになった後ジワジワと面白いものまで。
なんか癖になっちゃうこのシリーズ。率直に言って好きだなぁ。
たけのこさんのnoteで、ワタシが好きだなぁと思うところはまだ他にもあって。
それはね、なんといってもタイトルと第1文目なんですよ。まぁ、ちょっと見てくださいな。
タイトルを見て頭がハテナでいっぱいになりませんか?誕生日と納豆の組み合わせって、予想をめちゃめちゃ裏切る異色コラボじゃない?そして第1文目ですよ。
「誕生日には納豆を貰おう」と、そんなことを考えていた。
え、誕生日プレゼントが納豆なの?スーパーの特売日なら3パック68円で買える日もあるよ?誕生日に納豆を貰おうと考えるたけのこさんって…
謎過ぎる。面白そう。タイトルと最初の1文でガシッと心を掴まれましたよ、たけのこさんのこのnoteに。
こういうパターンで鷲づかみにされちゃうんですよね。
ほかにもね、
ね、読みたいと思うでしょ。
読み始めると、淡々とした文章の流れに気持ちよくのれるんです。文章を書くスキルが高いんだろうな。引っかかることや躓くことなく、ススッススッと読みすすめることができるの。
他にも、みんなとシェアしたいタイトルと第1文目がまだまだあるんです。だけどね、ここでリンクを貼りまくったら、たけのこさんに通知がたくさんいってビックリさせちゃう・・・
淡々とカラリとした文章を綴るたけのこさん。実はアツく書いているnoteもあるんですよ。その多くは、音楽関係マガジンに入っているライブレポ。
めっちゃ楽しんでいる様子が伝わってきて、テンション高めのたけのこさんに出会うことができます。
ライブレポの文章は“!”と“笑”の頻度も高く、たけのこさんの“取り乱している”一面をかいま見た気分になり、読んでいるワタシもニマニマしちゃいます。
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たけのこさん。
今回改めてジャックしてみて、多彩なジャンルのnoteを書かれる多才な方だなぁと思いました。
もしかすると、実際はあれやこれやと試行錯誤を重ねながら書かれているのかもしれませんが、投稿されたnoteのドライで淡々とした書きっぷりは大きな魅力です。
淡々としていて、涼しい顔でピュッと変化球を投げて、その後ウィンクするような。
まわりのことにはあまり動じないような、ご自身のスタイルをしっかり持っている方なんだろうなぁと想像しています。クールで落ち着いているイメージですね(←妄想中)。
ここぞというときにズバッと鋭く適切なツッコミを入れて、みんなに“うわっ!すごい!”と一目置かれるような・・・(←妄想が止まりません。笑)
たけのこさんの多彩なジャンルをコラボしたnoteがあれば、新しいたけのこさんカラーを見ることができるかも、なんて勝手に思っています(すでにあったらごめんなさい)。
たとえば、小説にたけのこさんの推し音楽や推し漫画を登場させるとか、『#ない』シリーズを小説に入れ込んで、小説のキーフレーズを『#ない』シリーズとして説明するとか。
手持ちのジャンルを掛け合わせると、また違う風景に出会えるのかなぁ、なんて最後まで妄想が止まりませんでした。
最後にもう一度。
小冊子ありがとうございました。小冊子を手にとって、みんなの幸せ観に包まれているこのひとときにも幸せを感じています。
--- vol. 5へつづく---