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みんなの"幸せ"をシェアしてくれたお礼に vol. 5

昨年の11月に行われた、あきらとさんの企画『幸せをテーマに書いてみよう』の小冊子が届きました。

この小冊子を作製してくれた、あきらとさんあらしろひなこさんこげちゃ丸さんたけのこさんルミさん(50音順)。素敵な贈りものをありがとうございました。

約70作品の"幸せ観"の詰まった小冊子。封筒から取りだしたとき、嬉しくて思わずギュッと抱き締めました。

ツートーンカラーの大人っぽい表紙をめくると、そこにはみんなの幸せ観がイイ香りをはなっています。

こんなにもイイ香りを届けてくれたささやかなお礼。みんなの"幸せ"をシェアしてくれた小冊子作製メンバーさんのnoteを、のんびりと紹介させてくださいね。

紹介note vol. 5は、ルミさん。小冊子ではコーディネーター・なごみ担当(可愛い)。

小冊子編集が始まったころ、ルミさんはこちらのnoteをアップしています。

皆さんのnoteからあふれでるおでんのお出汁のような「幸せ」を、しかと読み取ってコメントするべく、背中を丸め、夜、パソコンの画面を一人見つめて、その旨みをじっくりと味わわせていただいております。

みんなは“おでん”って聞いて何をイメージしますか?

ワタシなんか、“おでん”って聞いただけで、心の隅っこまでジワーっとあったかくなって、ほっぺはフニャーってゆるんで笑顔になっちゃう。

湯気がユラユラたちのぼる鍋でコトコト煮込まれた、お汁がシュミシュミのおでんの具。小冊子企画に集まった約70作品をおでんの具になぞらえたルミさんの発想力、光っていますよね。

そんなルミさんのnoteは、まっすぐで正直。

過去のnoteを読みながら、気がつくと前のめりになっていた。あっという間にルミさんワールドに引き込まれちゃったから。

ルミさんのnoteと“初めまして”の人がいたら(いるのかな?)、ぜひとも読んでもらいたい。読んでみたら分かる、“ルミさんの文章は飾り気がなくてまっすぐだなぁ”ということが。

紹介したいnoteがたくさんあって、数日間悩みに悩んで、決めたのがコチラ。

社会人として何者にもなれない自分に不安を感じていたんだろうと思う。
他の人にはない何かが欲しい、そう思っていた。
なんでもいいから、他の人と違うスキルがほしい。
もがいていた時代があったから、今こうして「焦っていたんだなあ」と感じることができて、「そういうのもういいや」と思えるのだから。

読みながら、同じアラフィフとして、うんうん、そうそう、だよね、と頷きまくっていた。

人間いくつになっても試行錯誤している。見た目も年齢も“大人”の部類に入るけど、内面では多くの葛藤を抱えている。大人だからって完璧なわけがない。ただ、若い頃より、色々なことに折り合いをつけていくのが上手になっただけだ。

その心のモヤモヤと悩みの過程を、自身の体験をもとに綴れるルミさんは、スゴイ(←ボキャ貧でごめんなさい)。

お前、白髪を染めて、隠して、若いふりをしているけど、もう人生の半分以上を生きたんだぞと、鏡の向こうの自分に言われているような気がする。

このフレーズを読んだとき、ほぼフリーズしましたよ。

40半ばを過ぎたころからワタシも似たようなことを何度も感じていたから。でも、そんな気持ちには気づかないふりをして、蓋をして、蓋の上に重石をのせて、“ない”ことにしていた。

だから、そのことを素直に書けるルミさんの潔さに脱帽。事実を『受け入れている』人の強さなんだろうか。

人の気持ちに寄り添うことも、人の気持ちをくむこともできず、嫉妬や羨望ばかりして、努力もしないで、ただ自分を見て、自分を認めてと叫び続ける人生だった。

この部分だけ読むと、続きは重苦しくなるんじゃないの?と思うだろうけど、そうじゃないんです。ルミさんの文章はそうじゃない。

自身の体験を読み手にシェアして、読み手と共感の糸でつながって、読み手に勇気を与えてくれる。

あぁ、心の底でこんな風に思っていたのはワタシだけじゃなかったんだ。人を羨んで悩んで苦しい思いをしていたのはワタシだけじゃなかったんだ。読めて良かった、と思わせてくれる文章。

ルミさんの文章は、重苦しくなく、かといって軽すぎることもなく、ハートのど真ん中でちょうど受けとめやすい重みをまとって届く。それも変化球じゃなくて分かりやすい直球で。癖がないから、ハートのアンテナがキャッチしやすい。

ほかにもね、紹介したいnoteがあるの。

ね?ルミさんワールドに入り込むでしょ。

ルミさんは、四国八十八箇所霊場巡りもしていて、その様子を『ゆる遍マガジン』にまとめています。

ふだんのnoteよりも写真が多く、この写真がバラエティ豊か。参道、お寺、お堂の写真はもちろんのこと、お昼ご飯やデザートの写真、お寺限定ガチャの写真もあったりして楽しいの。お遍路さんを一緒に体験しているみたいな気持ちになれるよ。

そのほか、“#お菓子にまつわるエトセトラ”や“X’masアドカレnote2019”の企画をしていたのもルミさん。”無性に焦っていたあの頃“のnoteに資格取得にまつわるハナシがあったけど、行動派女性のイメージですね。

ルミさん。

書くことへの愛をヒシヒシと感じました。ルミさんの文章からも行間からも滴り落ちているんです、書くことを楽しんでいるのが。読み手がそのことを感じとれるから、あっという間に引き込まれちゃう。

ワタシが感じたルミさんの文章の魅力は、なんといっても、飾り気のない素直な心情が綴られているところ。ココなんですよね、長文noteも難なく読みすすめられる理由は。

素の感情を文章に素直にのせてアウトプットするのはハードルが高いんです、ワタシには。だってカッコつけたくなっちゃうから、情けないけど。こんなことを書いたらカッコ悪いなぁとか、書くにしても耳障りのいい表現にしようとか、ワタシはすぐに思っちゃう(←未熟者)。

だから、素の感情を文章で正直に綴っているルミさんのnoteが、とても瑞々しい。裏表がなくオープンで、等身大のルミさんが文章で表現されているんだろうなぁと想像しています。

最後にもう一度。

小冊子ありがとうございました。小冊子を手にとって、みんなの幸せ観に包まれているこのひとときにも幸せを感じています。

--- 完 --- 

大切な時間を使って最後まで読んでくれてありがとうございます。あなたの心に、ほんの少しでもなにかを残せたのであればいいな。 スキ、コメント、サポート、どれもとても励みになります。