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マイノリティー
生まれ故郷から離れて、言葉の通じない土地に住むということ
想像していた以上に、自分自身がいろいろな感情を味わったので、どんなことがあったのか、経験したことと感じたことを書きます。
まずは、とまどい。
移住して、1年が過ぎ、最初は「住めるだけでもありがたい」と、ネガティブに感じたことがあっても、我慢して黙っていました。
が、黙っていると、状況が良くなることはなく、むしろ、辛くなる一方。
それはそのはず、相手が全く気がつかない部分に、自分が困っていたからです。
例えば、身内でお家パーティーをする場合、毎回、夜中3時過ぎまで飲んで騒いでいました。月に一度くらいの頻度で、3日間続くこともありました。
私は年齢が年齢だし、学校の宿題もあるしで、何度か「疲れて参加できないので2階で勉強するか寝るね」と断って退席を試みたのですが、騒ぐ声が部屋まで響いて宿題に集中できず、眠ることもできず...。
「よく眠れなくて...」「なんだか勉強できなかった」と翌日話しても、特に誰かが気にすることはなく。
それは、日付を越すお家パーティはこちらではごく普通のことで、年齢に関係なく皆して騒ぐものだから。親戚と過ごすとても大事な催しの一つであり、仕事や勉強ももちろん大事だけど家族や友人と過ごす時間はしっかり確保するものだから。
結局「これから寝るので、うるさいから静かに遊んで」とパーティの場に直接言わないといけなかったようで。自分の家族になら言えるけど、旦那さんの身内には言いにくいし、大勢に対して自分1人の希望を通すのは本当に勇気がいる。
そして何も言えないまま、騒ぐ音に耐えられなくなり、気分転換に散歩しようとして、でもパーティを邪魔しないようにと思ってそっと黙って家を出たら、「外は危ないから家にいるように!」と物凄い勢いで連れ戻された。
そっと散歩に出たことに全員が相当びっくりしたようで、「とうに30過ぎてるけど勝手に散歩しないものなん??」と軽く考えてた私が今度は気づかずに相手を困らせてしまっておりました。
つまりお互い、何が気になることで何が許せないことなのかは、言わない限りわからないのだと、感じました。
二つ目は、怒り
郵便局がシステムトラブルで間違った情報(受け取り場所)をメールしてきたとき。
設定した住所と違う受け取り場所がメールで送られてきた上に、期日までに取りにいかないと荷物が送り返されると書いてある。
返送されないよう、サポートセンターに電話し、メールし
郵便局から送られてきた受け取り場所にバスで行き、本来自分が設定した受け取り場所にも出向いて、質問し
でき得る限りの全ての努力を注いだ結果、荷物が送り返されてしまうという悲劇
それについて郵便局からのメールは
「残念ながらあなたの荷物は送り返されました。たまにこういったトラブルが起きます。」
というもの。いやいや、「残念ながら」じゃないよ、まず謝ろうよ、というか
トラブルがあるって知ってるならなぜ問い合わせたときにその情報を客に言わないのか。
とかなり怒ってしまいました。でも、これは自分の育った環境での感覚であって、住む国が違えば対応は違うんだよな、と(自分が送った抗議のメールに謝罪の返事をもらってから💧)考え直しました。
最後に、感謝
たまにこういう困ったことや怒りたくなるトラブルにあうけど、それは、それまでに出会った人々がとても素晴らしい人たちであったり、システムがうまく行っていたり、多くの人の努力で自分が不快にならなかったのであって、文句の前にまずは感謝をしないといけないな、と感じました。
日本にいた頃は、外国から移住してきた友達が困ってることや悩み相談を受けて「それは文化の違いだなぁ、日本人だったら何も感じない部分だな」
なんて思うこともありました。
自分では配慮していたつもりでしたが、軽く捉えてしまって、当時の自分は何もわかってなかったと感じています。
自分がマイノリティーの側でも、マジョリティーの側でも、少数派の立場で感じる、困惑、怒りーその感情に心配りができるよう心がけたいです😃