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【能登半島地震 214】 報酬ありの復興作業 10月16日(水)

能登地方の復興のために、報酬を支払い仕事としてお願いする形も出てきました。


【能登復興推進隊、始動】

【能登復興推進隊とは?】


石川県


石川県

【どのように考えるべきなのだろう?】

能登復興推進隊は、ボランティアではありません。

記事もありましたが、時給1,500円ほどです。

似たような活動をして、ボランティアは無償、この事業では報酬が発生します。

石川県としては次のような目的があるようです。

被災地の高齢者、障害者、育児中の女性等に、「能登復興推進隊」として、地震及び豪雨からの復興に必要な市町等の業務を担っていただき、仕事を通じた生きがいの創出と復興の推進につなげる

石川県

ポジティブに捉えれば、ボランティアとは異なる「仕事」としてすることで、単に地域の復興を助けるだけでなく、地域経済の回復にも寄与していくのかもしれません。

また、高齢者や育児中の人、障害を持つ人など、被災地で新たな就労が難しいかたがたにとって、この事業は生活の充実や生きがいにつながる機会になるかもしれません。

ネガティブに捉えれば、被災地の復旧作業は、ここまで無償のボランティアに頼って行われてきました。しかし、報酬が支払われる「仕事」として活動する人が現れると、その人たちの枠を増やせばいいのではないかと、地域の復興や助け合いの精神が弱まる可能性があります。

また、災害によって生活基盤が損なわれ、精神的、肉体的に疲弊している被災者に対して、人手不足を埋めるために、報酬を目当てに、被災者自身に労働をさせるという構造になっている気もします。

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