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60歳のけじめ
當真あみの2025年カレンダーの発売が決まった。今年も去年のようにサイン入りカレンダーの直売会があるのだろうか。あるとしたら、あみちゃんに会って握手がしたいが、60歳過ぎの面下げて、18歳になったばかりの小娘に(11月2日が誕生日なので直売会の時は18歳になっている)会いに行くなぞ、滑稽も甚だしい。恥ずかしい限りだ。
しかもわざわざ東京まで行かなければならない。夜行われるから、ホテルまで取らないといけない。
ましてや買ったカレンダーを我が家のどこへ飾るのか。飾るところなどありはしない。せめて写真集なら、飾ることを心配しなくてもいいのだが。
中には5冊10冊買っている者もいるようだ。フリマサイトで売り捌いているらしい。なるほどそうすれば旅費がいくらか浮くかもしれない。よく考えたものだ。だが僕にはやはり羞恥心があるので、行くにはとても抵抗がある。
それでもどうしたものかと悩んでいる。あみちゃんには会いたいが、常識というものがあるだろう。孫の代わりに来た、というのも恥ずかしい。孫なぞいない。
やっぱり今年も行かないことにする。それが60歳のけじめというものだ。
9月21日土曜日午後9時から久しぶりにあみちゃんがTVドラマにでます。戦争SFドラマです。山田太一原作、宮藤官九郎脚本「終わりに見た街」絶対見ます。