性格

神経質

 僕は赤ん坊の頃から神経質だったようで、寝たかと思えば、物音がするとすぐワーンと泣いて、母親を困らせていたようだ。
 子供から大人にかけても、夜、なかなか寝付けずに、大人の時は酒が無いと眠れなかった。家の鍵を締めたかどうか気になって、折角家から出たのに引き返して、施錠のチェックをするほどだった。仕事をしていても些細なことが気になって、他のことがおざなりになったりすることがあった。
 心療内科の先生は、それを強迫性障害といった。それがやがて職場での環境のせいであろうか、うつ病になった。
 今は薬のおかげで、だいぶ楽になった。昔と比べ、歳のせいかもしらんし、仕事を辞めたからかもしらんが、穏健になったような気がする。

 

せっかち

 僕はせっかちである。電車やバス等、時間よりもずっと前から移動して待っているし、旅行先で、じっくり観光することがない。エレベーターが8Fなどにいると、必ず階段を使って自分の階までいく。文章を書くにもせっかちなので、字が下手である。何事もゆっくりするということをしない。

短気

 僕は短気である。瞬間湯沸かし器である。会社にいた頃は、そのせいで随分失敗したように思う。パワハラという言葉がまだない時代はよかったが、その言葉が浸透してからは、気をつけるようにした。けれど周りのみんなも僕が瞬間湯沸かし器なので、すぐ冷めることも知っており、「またか」とそう恐怖は感じていなかったようではある。むしろ馬鹿にされていたのかな?
 プロ野球で中日が劇的な負け方をした瞬間などは、TVをけりあげて、壊しかけた事もあるし、妻の大事なガラスの置物を投げつけて割ったこともある。今は深く反省し、怒ることはなくなった。会社を辞めてストレスがなくなったおかげかもしれない。




 
 

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