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病は気から

 仕事をしていた頃、特に責任ある立場にいたころはインフルエンザなんか罹りもしなかった。降格されてから病気がちになった。インフルエンザにも罹ったし、何やらわからん眩暈に寄る吐き気で起き上がれない時もあった。下痢がすさまじく、緑色の便が出て、3日程寝込んだこともあった。極めつけはバセドウ病である。そしてとどめが鬱病だ。
 鬱病は何とか薬のお陰で、だいぶ調子は良くなってきたが、左足小指の骨折や、右手薬指小指の骨折など、心療内科以外にもあいかわらず病院のお世話になっている。去年はインフルエンザとコロナにも罹った。
 今年の初詣の時のお願い事は、だから無病息災だったのであるが、去年転んで骨折した右手にテーピングをしていて、変に動かすと痛い。骨折した手で柏手打ったので、効き目はいかほどであろうか。
 仕事に熱中していた頃は、常に緊張感があったのが、よかったのだろう。病は気から。成程そうかもしれないな。

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