銀チョコ
銀チョコが好きだ。学校の給食に時々出ていた。今でもスーパーや、ドラッグ、コンビニで各パンメーカーが作った銀チョコが売られている。
なかでもリョーユーパン(福岡のメーカー)の銀チョコが好きで、ついつい買って食べている。でも果たして銀チョコって元祖はどこなのだろう。
それでちょっとググって見たら、なんと意外、北九州のしかも我が家からさほど離れていない所にあった「ドンバル堂」という店が最初に売り出したようだ。チョコなので、暑さに弱いから銀紙(アルミホイル)で包んで売られていたのが、銀チョコの名前の由来らしい。
ドンバル堂は残念ながら2019年に倒産してしまっているので、詳しい事は判らないが、昭和22年に開店して以来70年間売り続けていたものと思われる。
それがなんで他のパンメーカーが真似てどんどん作って、広島の小学校の給食にまで出ていたのかはよくわからない。美味しいものは真似をしたがるのは人間の心理、商標登録を何故しなかったのか疑問も残るが、今やスタンダードなパンとして売られている。
ドンバル堂がなくなったのは残念だが、銀チョコが残ったのは幸いであった。