神秘十字線
僕の両掌の真ん中に立派な神秘十字線がある。本によって評価が分かれるが、わりかし珍しい線ではあるようだ。直観力に優れ、ご先祖さまに守られて運が強いという線、と書いてあるのもあれば、単にスピリチュアルなことに興味がある人に表れる線、と書いてあるものもある。詳しくはそれぞれググっていただければ、どういう線かはわかると思う。
僕の半生振り返ってみれば、確かに運がいいと思った事もあれば、その反対もある。それは皆大なり小なり一緒だろう。いい事ばかりの人生なんてありえないし、その逆もそうだ。多分。人間万事塞翁が馬、である。
現在地の僕は気楽にエッセイなんぞを書いてnoteに投稿している身である。特に変わったこともないし、1日が雑に過ぎていく。病気を患ってはいるが、薬のおかげで何とかなっているので、普通に暮らせている。経済的にもお陰様で不自由なく暮らせている。
手相見が僕の手相を見て何て言うだろうか。
神秘十字なんて所詮はそんなものである。金持ちになる訳でもなく、大きな地位を得るわけでもない。
平凡な今で十分満足している。そうそうあえていえば、妻と出会い結婚して、今に至るまで和気藹々と過ごしていることがなによりの幸せである。その意味では妻と出会った僕は運が良かったのだろう。
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