終活

　過去の使用済の預金手帳を確認していたら、休眠口座を発見した。ラッキーだった。1500円入っていた。その件については先日書いた。
　最近身の回りの片づけをしている。断捨離は既に終わっているのだが、まだ僕が死んだ時に困らぬようにするためにやることはある。いわゆる終活である。人生100年時代に、気が早いという人もいると思うが、世の中、何が起こるかわからないので、そのための準備をしておいて悪いことはなかろう。
　銀行口座を絞るのも、そのひとつだ。ゆうちょ銀行、みずほ銀行、西日本シティ銀行、イオン銀行を解約した。使っていないからである。銀行口座は2つに絞った。そしたら僕が死んだ時に、手続きが簡単だろう。
　次はパソコンとスマホである。IDやパスワードを紙に書いて、息子に授けた。そうしないとグーグルフォト等、見れなくなってしまう。つみたてＮＩＳＡのＩＤパスワードもわからなければ、困るに違いない。
　遺言状は必要ないだろう。だってカネはない。残りのみんなで仲良く暮らせよ、くらいしかいえない。
　あとはそれぞれの人生を自分で切り開いていくしかなかろう。既にそういう歳である。唯一、知的障碍の子は自分で人生を切り開けないので、それは、もし僕が死んだら、みんなでフォローしてもらうしかなかろう。
　まあ僕自身そういいながら、早死にする気はないので、あくまでもしもの時の為である。暇なので、いろいろ考えてしまうのである。