ポストコロナ
今年は久々どんたくが行われるらしい。コロナ自粛もあってパレードは半分に減らすようだが、それでも3年ぶりの復活である。
だんだんと普通の生活が戻りつつある。それでもマスクは必需品のようである。米国では地域によってはマスクをつけなくていいことになったらしい。しかし日本では国民性であろうか?もしそういうふうになっても、マスクをはずす人は少ないであろう。米国人はすぐにハグしたり、キスしたり、顔の表情で表現したりするから、マスクは確かに邪魔なのであろう。しかし奥ゆかしい日本人はそういう習慣がない。
マスクを常時つけることで、インフルエンザが減った。女性は化粧を目元だけでいいので、化粧品代が減った。花粉症が緩和された。等々得なことがあるのである。
第一コロナは撲滅したわけではないので、今もまん延防止が解除されたとはいえ、それなりの数が罹患している。やはりマスクは必須なのである。米国のようには考えないのである。
そのうちそれが常態化して、(既にしているが)学校ではクラスメイトの顔もわからないうちに卒業していくのであろう。
職場でも相手の顔を知ることなく仕事をして、やがて恋をして相手の顔を知ることなく結婚して初めて顔をしることになるのであろう。(そんなことはさすがにないか)
コロナがおさまっても、職場ではリモートのほうがコスパがいい、ということになって、当たり前になり、顔はわかるが、背丈等わからず、定年するまで相手と実際に合うことがなく会社を辞めることになるかもしれない。(それもさすがにないか)
人間はいったいどこを見て人を選別しているのだろうか。顔は半分隠れても、わかる人はわかる。目によほど特徴でもないかぎり、なかなかわからないように思うのだが、意外とわかるものである。もっとも付き合いの長さにもよるだろうけども。
コロナが普通のインフルエンザのような扱いになり、普通の生活に戻れば新しい日本の新しい文化が生まれてくるような気がする。